Ableton Live クイックスタートガイド
手順1. ログイン/アカウント作成
(1) Abletonウェブサイトで購入された場合
すでにアカウントを作成されているため、すぐにログインできます。2. インストールにお進みください。
(2) Ableton以外の小売店にて購入された場合、Live Liteをお持ちの場合
こちらのページからまずアカウントを作成します。ログイン後、画面右上の[アカウント]をクリックしてください。
“LiveまたはPushを登録”をクリックします。
24ケタのシリアルナンバーを登録します。
手順2. インストール
Liveのインストール方法(Mac)
1. まずはじめに、以下のページを参照し、インストールしようとしているLiveのバージョンが動作環境を満たしていることを必ず確認してください。
2. 確認できましたら、お使いのアカウントへログインして、ドロップダウンメニューから適切なバージョンを選択後、[Download]をクリックします。適切なバージョンがわからない場合は、以下をご確認ください。
Macのインストーラーには2種類のバージョン “macOS Universal”および“macOS Intel-only”が存在します。MacOS 10.13 High Sierraをお使いの方は“macOS Intel-only”を、MacOS 10.14 Mojave以上のOSをお使いの方は“macOS Universal”をお選びください。
3. ダウンロードした.dmgファイルをダブルクリックすると、インストーラーが自動的に起動するので、以下のようにLiveのアイコンをフォルダ“Applications”にドラッグします。
インストーラーウィンドウを閉じて、以下のように.dmgファイルを取り出します。
4. Finderで“アプリケーション”を開き、Liveのアプリケーションをダブルクリックします。
次のステップ「オーソライズ」はこちら
Liveのインストール方法(Windows)
1. まずはじめに、以下のページを参照し、インストールしようとしているLiveのバージョンが動作環境を満たしていることを必ず確認してください。
確認できましたら、お使いのアカウントへログインして、ドロップダウンメニューから”Windows 64ビット”を選択後、[Download]をクリックします。
2. ダウンロードしたZIPファイルをダブルクリックしてください:
3. [展開]をクリックしたら、ファイル“Ableton Live 11 xxx Installer.exe”をダブルクリックして起動します。
解凍ソフトにLhaplusを使用するのはお控えください(7zipの使用を推奨しています)。
※“xxx”の部分には、お使いのエディション名が入ります(例:Suite、Standard、Intro)。
4. セットアップウィザードの案内に従って、お使いのWindowsへLiveをインストールするのに必要な操作を行います。 必ず初期設定で決まっている場所(C:\ProgramData\Ableton\)へLiveをインストールしてください。
[Install]をクリックしてください。
[Next]をクリックしてください。
[I accept the terms in the License Agreement]にチェックを入れ、Nextをクリックしてください。
※Liveのインストール先ロケーションは必ずCドライブ内のProgramDataを選択し、[Next] をクリックしてください。
5. [Install]をクリックしてください。
インストールが完了するまで、しばらくお待ちください。
6. インストールが完了したら[Finish]をクリックしてください。
[Close]をクリックしてください。
7. インストールの完了後、Windowsのスタートメニューを開くと、Live 11のショートカットが新たに表示されます。
手順3. オーソライズ
Liveをコンピュータにインストールしたら、製品のオーソライズを行います。
1. 最初にLiveを開くと以下のウィンドウが表示され、自動的にオーソライズが行われます。 インターネットブラウザーは、Google ChromeまたはMozilla Firefoxの利用を推奨しています。
インターネット接続がされている状態で、[ableton.comでオーソライズ]をクリックすると、ブラウザーが自動的に開きAbletonのウェブサイトへ移動します(Abletonのアカウントへログインしていない場合はログインします)。
ドロップダウンメニューをクリックして、使用するLiveのライセンスを選択します。
※アップグレードの場合、ドロップダウンメニューには新しいバージョンのLiveのみが表示されますが、以前のバージョンのLiveも引き続きオーソライズが可能です。 過去ライセンス一覧は、[ シリアルナンバーを表示する]をクリックすると表示されます。
2. “オーソライズ”を押すと画面がLiveに切り替わり、オーソライズが無事に完了すると、下記の確認メッセージが表示されるので、[許可]を選択します。
※オフラインでLiveをオーソライズする場合はこちらの記事を参照してください。
手順4. 付属Pack(音源、デバイス)のダウンロード
Packをインストールすることで、さらなる音源やプリセット、エフェクトなどさまざまな追加コンテンツを使用できます。
以下のように、Live画面左のブラウザより、[場所]にある[Pack]をクリックすると、右側に[使用可能なPack x 数字]が表示されます。三角ボタンをクリックして展開すると、その下に無料でダウンロードできるLiveの各種Packが表示されます。
矢印ボタンを押してダウンロードを行います。
※全Packのサイズはエディション(Suite/Standard/Intro)によって異なるため、コンピュータの空き容量にご注意ください:
Suite: 70+GB/Standard: 10+GB/Intro: 5+GB
※各Packの内容を確認して選びながら個別にダウンロードしたい場合はこちらのPackページよりダウンロードを行ってください。
AbletonのPackページでは、その他有料Packの購入も可能です。音源やデバイスを増やしたい際にご利用ください。
※Liveの使い方や各機能をさらに細かく学びたい方は、一連のチュートリアルビデオ「Liveを学ぶ」をご覧ください。また、 Liveには、一連のレッスンが付属しており、Liveのヘルプビューでご覧になれます。 ヘルプビューは、Liveのメニュー[ヘルプ]から開いてください。
手順5. オーディオインターフェースの設定
オーディオインターフェースとコンピュータの設定は、お使いのオーディオインターフェースの説明書などを参考にして設定してください。また、ドライバを必要とするオーディオインターフェースの場合は、最新バージョンをインストールしてください。Bluetoothでイヤフォンやスピーカーを接続する際には、出力に大幅な遅延が発生する可能性があります。
Macのオーディオインターフェース設定方法
Liveの環境設定画面を開き、[Audio]タブに移動します。
[ドライバタイプ] で[CoreAudio]を選びます。
Macでは、入力と出力で別々のオーディオインターフェースを割り当てることができるほか、どちらかを [No Device] に設定して無効にすることもできます。
次のステップ「入力/出力の設定」はこちら
Windowsのオーディオインターフェース設定方法
Liveの環境設定画面を開き、[Audio]タブに移動します。
[ドライバタイプ]で[ASIO]を選びます。
表示されない場合はこちらをクリックしてください。
[オーディオデバイス]で使用しているデバイスを選びます。
専用ドライバーがない場合はASIO4ALLを選びます。
入力/出力の設定
[入力設定]や[出力設定]を押すと、必要な入出力を選んで有効にすることができます。 入力と出力を2つずつ備えた基本的なオーディオインターフェースを使っている場合は、入出力が自動的にLiveで選択されます。 Live 11では、入出力に任意の名前を付けることができます。
初期状態では、[入力/出力のサンプルレート]が、44100Hzに設定されます。 さらに高いサンプルレートに設定することで、必要に応じて音質を高めることができます。
[バッファサイズ]は反応の速さを設定します。 バッファサイズが小さいほどレイテンシーが短くなりますが、CPU負荷が増加します。 バランスのいい値は、“128 Samples”から“512 Samples”になります。 さらにレイテンシーを軽減する方法については、こちらのページで確認することができます。
Windowsで上記のような設定を行うには、[ハードウェア設定]をクリックして、オーディオインターフェースのコントロールパネルを起動する必要があります。
これでオーディオインターフェースの基本設定が完了しました。
手順6. MIDIコントローラーの接続
MIDIコントローラーは専用ドライバがなくても使用できるものも数多くあり、USBケーブルでコンピュータに接続するだけですぐにご使用いただけます。
対応ハードウェアの場合はコントロールサーフェスのプルダウンと入力/出力から該当の機器を選択してください。
非対応ハードウェアの場合はコントロールサーフェス、入力/出力ともに設定する必要はありません。
MIDIコントローラーがドライバを必要とする場合は、最新ドライバをインストールをしてください。
MIDIマッピングが個別に必要なコントローラーをお使いの方はこちらの記事をご確認ください。
LiveはMIDIデバイスを自動で認識しますが、MIDIデバイスが反応していない場合は、こちらの記事をご確認ください。
上記はNovation SL MKIIIの設定の一例です。
Liveの使用方法をより詳しく学びたい方は 「Liveを学ぶ」動画シリーズ もご利用ください。