WindowsでオーディオドライバをASIOに設定する
- 対象となるLiveのバージョン:すべて
- 対象となるOS:Windows
ASIO、MME/Direct X、Realtek、Direct Sound、Direct Captureなど、Windowsではさまざまなオーディオドライバを利用することができます。
ASIOをオーディオドライバとして推奨するのには、次の理由があります。
- ASIOは、プロフェッショナルなレベルのWindows用オーディオドライバであるため。
- ASIOを使用すると、通常、バッファサイズを小さく設定することで、レイテンシーを減らすことができるため。
- ASIOのパフォーマンスは一般的に安定しており、音飛びなどの予期せぬ影響を受けることが少ないため。
通常、ASIOのドライバはWindowsには付属していないため、別途インストールする必要があります。
オーディオインターフェイスを使用している場合、ASIOドライバーは通常、製造元のWeb サイトから入手できます。 インストールが完了したら、Liveの環境設定画面でタブ[Audio]を開き、[ドライバタイプ]の選択リストで“ASIO”を選びます。
お使いのインターフェースにASIOドライバがない場合や、コンピュータ内蔵のサウンドカードを使っている場合は、ASIO4ALLをインストールすることを推奨しています。
【注意】FocusriteのオーディオインターフェースScarlettを使っている場合、Focusrite独自のドライバがASIO4ALLと競合する可能性があります。
ASIO4ALL以外では、FlexASIOはマルチクライアント対応のドライバーであるため、適切な代替手段です。 YouTube、Tidal、iTunes、Spotifyなどのストリーミングサービスや、他のDAWがバックグラウンドで同時に実行されている場合など、複数のアプリケーションがオーディオドライバを使用する必要がある場合に特に向いています。