メモリ使用量の軽減方法
- 対象となるLiveのバージョン:すべて
- 対象となるOS:すべて
どんなときにメモリ(RAM)の使用量が多くなりますか?
- 大規模なサンプルライブラリをともなうLiveのデバイスやサードパーティー製プラグインを使用している場合。
- クリップのRAMモードを有効にしている場合。
- 多数のクリップを使用している場合(RAMモードは有効にしていなくても、メモリの使用量が多くなります)。
Liveセットでメモリ(RAM)を効率的に使用する方法とクラッシュの対処方法
Liveセットのトラックに、メモリ使用量の多いデバイスやクリップが含まれている場合は、そのトラックをフラット化します。
- 該当するトラックをフリーズします。
- フリーズしたトラックをフラット化します。これにより、そのトラック内の全デバイスが取り除かれ、書き出された音声が残ります。
メモリ使用量の多いデバイスを含むLiveセットが読み込み中にクラッシュした場合、次の手順でLiveセットを復元できることがあります。
- 空のLiveセットを開きます。
- クラッシュの発生したLiveセット(ALSファイル)を、Liveのブラウザーで探します。
- そのLiveセットのファイル名の隣にある小さな三角形アイコン[▶]をクリックすると、Liveセットに含まれる全トラックが表示されます。
- トラックをダブルクリックするかドラッグして、空のLiveセットに読み込みます。
- 読み込んだトラックをフリーズして、そのあとにフラット化します。
- 同様の操作をほかのトラックにも行い、Liveセットを保存します。
容量の大きい数多くのオーディオクリップをRAMモードで使っていて、そのLiveセットが読み込み中にクラッシュした場合、次の手順でLiveセットを復元できることがあります。
- 空のLiveセットを開き、先述の手順と同じように、クラッシュの発生したLiveセットのファイル(ALSファイル)をLiveのブラウザーで探します。そのLiveセットのファイル名の隣にある[▶]をクリックしてLiveセットの内容を展開表示します。
- オーディオクリップを含むトラックをダブルクリックするかドラッグして、空のLiveセットに読み込みます。
- すべてのオーディオクリップのクリップビューで、セクション“Sample”にあるRAMモードのボタン[RAM]を無効にします。
- 同様の操作をほかのトラックにも行います。
- Liveセットを保存します。