破損したLiveセット
- 対象となるLiveのバージョン: すべて
- 対象となるOS: すべて
Liveセットが破損している場合は、「ドキュメント [...] が破損しています」というエラー メッセージが表示され、その後に破損のより具体的な理由を示す次のような別のメッセージが表示されます。
- First automation event has invalid time
- Track grouping corrupt
- Non-unique list IDs
- Unknown Compound Stream Type
- Invalid Pointee ID
- Not well-formed (invalid token)
- Unexpected node "Default Color"
- Member "Track Device" of Class PreHearTrackDeviceChain is missing
クラッシュ、停電、ハードウェアの不具合、ソフトウェアのバグなど、Liveセットが破損する原因はさまざまです。 セットの破損を回避する最善の方法は、クリーンかつ最新のシステムを維持することです。 定期的なバックアップの作成もお勧めします。
一部の破損したLiveセットはAbletonサポートで修復できる場合があります。 該当のファイル (.alsファイル) を Abletonサポート まで送信してください。 保証はできませんが、セットを回復するために最善を尽くします。
場合によっては、Live のクラッシュ レポート フォルダー内のプロジェクト ファイルの一時コピーからセットを復元できる場合があります。 一時ファイルは、問題なく生成された古いバージョンであることが多く、元のプロジェクト ファイルが完全に破損して修復できない場合に役立ちます。
Windows
\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Ableton\Live Reports\Temp\Live Run[…]\
\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Ableton\Live xxx\Preferences\Crash\
Mac
/Users/[ユーザー名]/Library/Application Support/Ableton/Live Reports/Temp/Live Run[…]/
/Users/[ユーザー名]/Library/Preferences/Ableton/Live xxx/Crash/
注意: これらのフォルダーは デフォルトでは 非表示 になっています。
このフォルダには、名前が付けられた複数のLiveセットファイルが存在する可能性があります。Live でファイルを開いて、失われたプロジェクト ファイルのコピーがその中に含まれていないかどうかを確認してください。
プロジェクト ファイルのコピーが見つかった場合は、次の操作を行ってください。
- 破損したファイルのファイル名を書き留めて、ファイル名に「_corrupt」を追加するなどして名前を変更します。
- Liveセットの一時ファイル(.als ファイル)を破損したファイルのプロジェクト フォルダーに移動します。
- 一時ファイル( .alsファイル)の名前を元のプロジェクトの名前に変更します。
- Live でファイルを開きます。
- ファイルが見つからないというメッセージが表示された場合は、Live のプログラム ウィンドウの下部にあるオレンジ色のステータス バーをクリックしてください。
- 表示されるファイル マネージャーで、プロジェクト フォルダーまたはオーディオ ファイルを保存するために使用した場所を選択します。
上記の方法を使用しても作業内容を取得できない場合は、破損した Liveセットの.alsファイルと クラッシュ レポート を添えて、 テクニカル サポート にお問い合わせください。