Push 2：設定方法（Windows）
Windows で Push 2 を Ableton Live に接続するには、このガイドの手順に従ってください。 Push 2 を接続する前に、お使いのコンピューターの Liveを最新バージョンに アップデート してください。
通常、Liveの各アップデートには、Push 2用ファームウェアのアップデートが一括で含まれています。 利用できるアップデートがある場合、Push 2を接続するとLiveは自動的にアップデートを行います。アップデートの処理が完了すると、その旨がPush 2のディスプレイに表示されます。表示される指示に従ってPush 2を再起動してください。
ファームウェアのアップデートが行われるのは、前述のようにPush 2が正しく設定されている場合に限ります。
Push 2 を Live に接続する (すべてのバージョン)
1. Live／Windows／グラフィックドライバのアップデート
Push 2が思うように機能しない場合は、次のトラブルシューティングを試してください。
- Push 2の使用には、Live 9.5以降のバージョンが必要です。 お使いの ユーザーアカウント から、Liveの最新バージョンをダウンロードできます。
- 最新の更新プログラムでWindowsを完全にアップデートしてください。 Windows 7では、Service Pack 1をインストールする必要があります。
- Push 2のディスプレイ表示には、お使いのコンピュータのグラフィックカードが利用されます。 Push 2を動作させる には、 グラフィックカードのドライバ を必ず最新バージョンにアップデートしてください。 通常、グラフィックドライバは製造元のウェブサイトから直接ダウンロードすることができます。
2. Push 2の接続
- Push 2を接続する際は、USBハブ経由の接続ではなく、お使いのコンピュータのUSBポートに直接接続してください。
- ハブを使用する必要がある場合は、ハブに電源を供給する必要があります。
- Push 2に付属するUSBケーブルを使用してください。
- Push 2に付属するACアダプタで電力を供給すると、ディスプレイやLEDの明るさを最大にすることができます。
- Push 2が起動するまで、しっかりと電源スイッチを押します。 電源スイッチは、マスターボリューム・ノブの後ろ側の背面パネルにあります。
3. ディスプレイドライバのインストール
- Push 2のMIDIポートはお使いのOSで自動的に検知されますが、Push 2のディスプレイドライバがインストールされるのは、Liveの起動中にPush 2をお使いのコンピュータへ初めて接続したときです。
- このとき、WindowsはPush 2のドライバがインストール中であることを通知します。 処理には数分かかることがあります。お使いのOSは進行状況を示すバーを表示する場合があります。
- 処理が完了してもPush 2が起動せず、Abletonのロゴだけを表示し続ける場合は、Push 2の電源を入れなおして再起動してください。
- この操作により、WindowsはすべてのUSBデバイスをふたたびスキャンするため、既存のドライバのエラーメッセージを再表示することがあります。
Live 12でPush 2を設定する
Live 12 では、Push 2 が接続されると、MIDI 環境設定が 自動的に 設定されます。 Live 12 の MIDI 環境設定で Push 2 コントロール サーフェス、入力、または出力を手動で選択する必要はありません。 Live 12 によって自動的に構成されると、Push 2 は MIDI 環境設定に表示されなくてもコントロール サーフェスとして使用できます。
注意: Live 12 で Push 2 を MIDI コントロール サーフェスとして手動で追加すると、接続に問題が発生する可能性があります。
Live 11より以前のLiveでPush 2を設定する
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Live が起動するとすぐに、Push 2 が自動的に構成されます。 Push 2 をコンピューターに接続すると、Live 11 以前のLiveでは MIDI 設定は次のようになります
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コントロールサーフェスでPush 2が選べるようになるまで、数秒かかることがあります。 この場合、次の画像のようにセッションビューへセッションリング（赤線の枠）が表示されます。
Pushのファームウェアを更新する
新しいバージョンのファームウェア が利用可能な場合は、最新の Live バージョンとともにコンピューターにインストールされます。 Live のアップデート後、初めて Push 2 を接続すると、Live は自動的にアップデートを実行します。 プロセスが完了すると、Pushのディスプレイに通知が表示され、デバイスを再起動するように指示されます。
ファームウェアの更新は、Push が上記のように正しく構成されている場合にのみ実行されます。
Live とPush 2の接続のトラブルシューティング
上記の手順を実行しても Push 2 が動作しない場合は、次の手順に従ってください。
- お使いのコンピュータの違うUSBポートに接続する。
- USBハブを使用しなければならない場合は、USBハブをコンピュータ以外の電源に接続してください。
- USBケーブルがPush 2へ完全に挿入されていることを確認する。適切に接続するにはUSBケーブルをしっかりと押し込む必要があります。 一部のUSBケーブルはPush 2のUSBポートの枠に合わない場合があります。
- Push 2に付属するACアダプタで電力を供給すれば、ディスプレイやLEDの明るさが最大になります。
- AC アダプターを取り外し、Push 2 が USB 経由でコンピューターから電力を供給されているかどうかを確認します。
- Live 11以前では、Push 2のコントロール サーフェスがアクティブであること、およびPush 2のコントロール サーフェスが1つだけ選択されていることを確認します。
このトラブルシューティングで問題が解決しない場合は、次のページを確認してください。