MIDIでLiveを同期する方法

  • 対象となるLiveのバージョン: Live 1 ~ 10
  • 対象となるOS:すべて

MIDIクロックを使用することで、ハードウェアやソフトウェア・アプリケーションなどの外部機器をLiveに同期させることができます。

Abletonの「Link」機能に対応したハードウェアやソフトウェア・アプリケーションと同期を行う場合は、Linkの使用を推奨しています。 Linkを使った同期方法については、こちらの手順を確認してください。

外部機器をLiveに同期させる

ハードウェア、ソフトウェア・アプリケーション、DAWといった外部機器とLiveのテンポを同期させるには、Liveの[環境設定]で[Link/MIDI]タブを開き、“MIDI Ports”の出力(Output)を外部機器に接続します。

外部機器の設定が、Liveの出力するMIDIクロックを受信するようになっていることを確認します。設定が行われていれば、Liveを再生すると外部機器が同期再生されます。

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上の画像では、IAC Driver(Macで使用可能なバーチャルMIDIドライバ)の“同期”が有効になっています。 これにより、同じコンピュータ内で音声や映像を扱う別のアプリケーションとLiveを同期させることが可能になります。

バーチャルMIDIドライバの使い方については、こちらを確認してください。

タイミングを調整する

Liveのオーディオ・バッファサイズやスレーブに設定した機器のオーディオ・バッファサイズのほか、数多くの要素が原因となり、同期のタイミングが若干ずれることがあります。 このため、Liveでは"MIDIクロック同期ディレイ"を調節してタイミングを補正できるようになっています。 タイミングの補正を行うには、"MIDI Ports"に表示されている、外部機器に接続したMIDIポートを展開します。

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Liveのメトロノームと、Liveに同期する外部機器のメトロノームを有効にします。 外部機器にメトロノーム機能が搭載されていない場合は、1拍ごとにアクセントとなる簡単なパターンを外部機器で作成します。 次に、MIDIクロック同期ディレイを調節して、ふたつのメトロノーム(もしくは、パターン)を完全にそろえます。 【注意】Liveの再生ボタンを押してから、ふたつのテンポがそろって一定の値に落ち着くまで数小節かかります。

MIDIクロックタイプ

MIDIクロックタイプを"Song"に設定すると、ソングポジションポインターの情報がMIDIクロックと一緒に送信されます。ソングポジションポインターは、ほかのDAWやLiveと同期するときに役立ちます。 同期する機器がループパターンを演奏するドラムマシンやグルーヴボックスの場合は、"Pattern"に設定することを推奨しています。

Liveを外部機器に同期させる

ハードウェア、ソフトウェア・アプリケーション、DAWといった外部機器にLiveを同期させるには、Liveの[環境設定]で[Link/MIDI]タブを開き、外部機器と接続している“MIDI Ports”の入力(Input)の"同期"を有効にする必要があります。

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Liveが同期信号として受け取るのは、MIDIクロックかMIDI Time Code(MTC)のいずれかです。

MIDI入力に対してもMIDIクロック同期ディレイを調節することができます。マスターとして設定された外部機器にタイミングのズレを調節する機能が付いていないときに役立ちます。

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マスターとして設定された外部機器がMIDI TIme Code(MTC)を出力する場合、MTCの使用を推奨しています(MTCのほうが高い分解能であるため)。 ただし、MTCはテンポの情報を送信しないため、LiveのBPMを自ら設定してマスターの外部機器のBPMに合わせてください。

"MIDI Ports"の入力(Input)の"同期"を有効にすると、[Ext]ボタンがLiveのメイン画面の左上に表示されます。 [Ext]ボタンを有効にすると、トランスポート操作(再生や停止など)が無視されるようになり、マスターとして設定された外部機器からMIDIの同期信号を受信しないかぎり、Liveは再生されなくなります。

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同期の安定性

同期の安定性を向上させるには、もし可能であれば、ひとつのMIDIポートをMIDIの同期信号だけを送信するために使用して、MIDIノートやCC(コントロールチェンジ)の信号は別のMIDIポートから送信するようにします。

SMPTE(LTC)とMIDI Time Code(MTC)

通常のLiveでは、次のプロトコルの対応が完全ではありません。

参考記事