MIDIでLiveを同期する方法

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Liveの再生は、MIDIを使用して外部のハードウェアおよびソフトウェアアプリケーションと同期できます。

【注意】アプリもしくはデバイスに Ableton Linkのサポートがある場合、代わりにそちらを使用することをお勧めします。 アプリケーションが ReWireをサポートしてる場合は、MIDI同期の代わりに使用することもできます。

ステップ1 - MIDI接続を作成する

MIDIクロック同期を使用するためには、次のいずれかの方法を使用してデバイス/アプリをLiveに接続する必要があります。

  • MIDIケーブルはハードウェアシーケンサー、ドラムマシン、シンセ、グルーブボックスをお使いのコンピュータのMIDIインターフェイスに接続します。
  • MIDI over USB(デバイスがサポートしている場合) 通常、メーカーのWebサイトからUSB MIDIドライバをインストールする必要があります。
  • アプリケーションは バーチャルMIDIバス(同じコンピュータ上にある場合)または、バーチャルMIDIネットワーク(他のコンピュータと接続するため)を使用して接続することができます。

ステップ2 - Liveの[MIDI環境設定]で必要な同期スイッチを有効にする

デバイスまたはアプリケーションをLiveに同期する

  1. Liveの[環境設定]で[Link/MIDI]を開きます。
  2. デバイスに接続されている、MIDI出力ポートの”同期スイッチ”を有効にします。Sync_device_to_Live.png
  3. 外部デバイスがMIDIクロック同期を受信するように設定してください。(受信を有効にするにはマニュアルのdevice/appを確認してください。)
  4. 同期出力インジケータは、MIDIクロックが送信されていることを示します:
    Screenshot_2019-04-12_at_16.04.51.png
  5. Liveで再生を開始します。 アプリ/デバイスも同時に起動する必要があります。

Liveを別のデバイスまたはアプリケーションに同期する

  1. デバイスに接続されている、MIDI入力ポートの”同期スイッチ”を有効にします。Sync_Live_to_device.png
  2. 外部デバイスがMIDIクロック同期または、MIDIタイムコードを送信するように設定してください。(サポートされている場合は、以下のステップ3を参照)
  3. LiveのトランスポートでExtボタンを有効にします。 「同期」インジケータが点滅し、Liveのテンポが外部デバイスのテンポに合わせて調整されます。Ext_sync_in.png
  4. 外部デバイスで再生を開始します。 Liveのトランスポートが同時に開始されます。 Liveが外部同期モードの場合、Liveのトランスポートの「再生」および「停止」は効果がありません。

【注意】Liveのテンポが他のデバイスと同期させて場合、タイムに合わせて微調整するために変動する場合があります。

ステップ3 - MIDIクロックタイプを選択する

Liveは出力ポートで MIDIクロックのみ送信できます。 ドロップダウンから SongもしくはPatternの中から選べます。

Song_Pattern.png

  • Songは、ソングポジションポインターの情報がMIDIクロックと一緒に送信されます。ソングポジションポインターは、ほかのDAWやLiveと同期するときに役立ちます。
  • Patternは、同期されたデバイスが、ループパターンを再生するドラムマシンもしくはグルーヴボックスである場合に推奨されます。

Liveは MIDIクロックもしくはMIDI Timecode(MTC) を受信できます。

Clock_or_MTC.png

  • MIDIタイムコードは、MTCの方が解像度が高いため、外部シーケンサーがサポートする場合の推奨オプションです。 ただし、MIDIタイムコードはテンポ情報を送信しません。 マスターシーケンサーのテンポに合わせて、Liveで手動でテンポを設定する必要があります。
  • MIDIクロックはLiveがテンポの変更に従う必要がある場合にお勧めします。

ステップ4 - MIDIクロック同期のディレイを調整する

Liveのオーディオ・バッファサイズやスレーブに設定した機器のオーディオ・バッファサイズのほか、数多くの要素が原因となり、同期のタイミングが若干ずれることがあります。 MIDIクロック同期ディレイを調整することにより、タイミングを修正できます。

Sync_delay.png

  1. 外部機器に接続したMIDIポートを展開します。
  2. Liveのメトロノームと、Liveに同期する外部機器のメトロノームを有効にします。 外部機器にメトロノーム機能が搭載されていない場合は、1拍ごとにアクセントとなる簡単なパターンを外部機器で作成します。
  3. 次に、MIDIクロック同期ディレイを調節して、ふたつのメトロノーム(もしくは、パターン)を完全にそろえます。

【注意】Liveの再生ボタンを押してから、ふたつのテンポがそろって一定の値に落ち着くまで数小節かかります。

ステップ5 - 同期の安定性

同期の安定性を向上させるには、もし可能であれば、ひとつのMIDIポートをMIDIの同期信号だけを送信するために使用して、MIDIノートやCC(コントロールチェンジ)の信号は別のMIDIポートから送信するようにします。

サポートされていないプロトコル:SMPTE(LTC)およびMTC出力

通常のLiveでは、次のプロトコルはネイティブサポートではありません。