自動アップデートに関するトラブルシューティング

  • 対象となるLiveのバージョン:すべて
  • 対象となるOS:すべて

【注意】Live 11.1を利用するには、Abletonのウェブサイトで自らアップデートを行う必要があります。自動アップデートは行われません。 Abletonでお使いのアカウントにログインして、Live 11.1をダウンロード/インストールしてください。

Liveが自動的にアップデートされない場合は、次の手順にそって操作を行ってください。

1. 自動アップデートが有効になっていることを確認する
2. 有効なインターネットに接続していることを確認する
3. アップデートファイルのダウンロードが完了するまで待つ
4. Liveを再起動する
5. 自動アップデートフォルダのアクセス許可を確認する
6. アップデートしようとしているバージョンを確認する
7. アップデートがバージョン順に行われていることを確認する
8. Liveのインストール場所を確認する
9. セキュリティアプリケーションを確認する
10. OSの互換性を確認する
11. 自分でアップデートする

1. 自動アップデートが有効になっていることを確認する

Liveの環境設定画面のタブ[Licenses Maintenance]で、[自動アップデートを入手]が有効になっていることを確認します。 Live 11以降、[自動アップデートを入手]では、“しない”、“毎回確認する”、“常に”から選択することができます。Bildschirmfoto_2021-04-01_um_15.25.54.png

2. 有効なインターネットに接続していることを確認する

アップデートが行われるのは、有効なインターネットに接続したコンピュータでLiveを起動しているときに限られます。

3. アップデートファイルのダウンロードが完了するまで待つ

アップデートファイルはとても小さいので、実際のダウンロードにかかる時間は数分以下です(インターネット速度により、異なります)。 ダウンロードが完了するまえにLiveを終了した場合、次にLiveを起動してもダウンロードが途中から再開されることはなく、 ふたたび最初から始まります。

4. Liveを再起動する

アップデートファイルのダウンロードが実行されるのは、Liveを起動したときです。 Liveの起動中にアップデートが公開された場合、すぐにはダウンロードされません。 Liveを再起動して、アップデートファイルをダウンロードしてください。

5. 自動アップデートフォルダのアクセス許可を確認する

自動アップデートは、特別なフォルダから実行されます。 このフォルダのアクセス許可が読み取り専用になっていたり、別のユーザーに割り当てられていたりすると、自動アップデートの作動が妨げられることがあります。

Macの場合:次の場所にあるフォルダにアクセスする権利をLiveに与えます。
Users/YourUsername/Library/Application Support/Live X.X (現在使用しているLiveのバージョン)

【注意】このフォルダは、隠しフォルダです。

Windowsの場合:次の場所へ移動します。
C:\ProgramData\Ableton\Live[versionnumber]\_autoupdates
フォルダ“_autoupdates”を右クリックして[プロパティ]を選び、タブ[セキュリティ]に移動します。コンピュータにログインしているアカウントへ、読み取りと書き込みのアクセス許可が割り当てられていることを確認します。

【注意】フォルダ“ProgramData”は、隠しフォルダです。

6. アップデートしようとしているバージョンを確認する

Live 11.1では大規模な変更が導入されたため、Live 11.0.12からLive 11.1へのアップデートは自ら行う必要があります。 同様に、Live 10から Live 11へ自動アップデートが行われることはありません。この場合のアップデートは無料ではなく、有料になります。

7. アップデートがバージョン順に行われていることを確認する

アップデートは、バージョンの順を追って行われます。 Live 10.0.1をお持ちの場合は、10.0.2、10.0.3の順にアップデートが行われます。10.0.1から一気に10.0.6へアップデートされることはありません。 このような場合は、自分で最新バージョンをダウンロードしてアップデートするほうが簡単です。

8. Liveのインストール場所を確認する

WindowsでLiveを使用している場合、初期設定で決まっている場所へLiveがインストールされていることを確認してください。自動アップデートの適切な動作のためにLiveで必要となるアクセス権限があるためです。インストール時の設定でLiveのインストール場所を変更することができますが、アクセス権限の設定次第では、自動アップデートが対応しなくなることがあります。

9. セキュリティアプリケーションを確認する

ファイアウォールやウイルス対策ツールなど、ダウンロードされるデータを監視するアプリケーションがコンピュータ内に入っている場合は、すべて確認してください。 設定次第では、Liveのアップデートファイルが認められず、通知なしでブロックされたり、隔離されたりすることがあります。

10. OSの互換性を確認する

Live 11のリリースをもって、macOS 10.11 “El Capitan”、macOS 10.12 “Sierra”、およびWindows 8との互換性がなくなりました。

11. 自分でアップデートする

上記の方法で操作を行っても自動アップデートが行われない場合、Abletonでお使いのアカウントから、お持ちのLiveの最新バージョンを自分でダウンロードして、インストールを行ってください。

Abletonでは、以下の学習リソースと詳細なヘルプが提供されています。: