VST/AUプラグインがLiveのブラウザーに表示されない
- 対象となるLiveのバージョン: すべて
- 対象となるOS: すべて
まず、プラグインを正しくインストールする方法について、次のガイドをご確認ください。
【注意】 Live 11.1以降、 Appleシリコン のコンピュータでは、LiveのユニバーサルビルドはAppleシリコン用にネイティブにコンパイルされたVST2およびVST3プラグインのみを認識します。 また、IntelアプリケーションとしてLiveが実行されている必要のある特定のAudio Unitsデバイスを使用するには、Rosetta 2経由でLiveを実行する必要があります。 いくつかのプラグインでは、開発者は Apple Silicon でネイティブに動作するVST3 バージョンのみ(VST2ではない) をサポートしています。 この問題の回避策の詳細については、 こちらをご覧ください。 Silicon Mac の Live に VST2 デバイスが表示されない場合は、開発者にこの形式がサポートされているかどうかを確認してください。
【注意】Live 11.1以降のLiveを初めて起動するときは、Liveの新しいデバイスのインデックス作成が完了するまで、数分間お待ちください。
インストールしたプラグインがLiveに表示されない場合は、次の手順にそって操作を行ってください。
- 1. 正しい場所にプラグインが保存されていることを確認する
- 2. プラグインフォルダを一度無効にしてから有効にする
- 3. インストール済みのプラグインが適切なビット版(32ビット/64ビット)であることを確認する
- 4. OSがプラグインに対応していることを確認する
- 5. Liveがプラグインに対応していることを確認する
- 6. Liveをアップデートする
- 7. プラグインをアップデートする
- 8. Wavesのプラグインが正しくインストールされていることを確認する
- 9. VSTプラグインフォルダとして設定している場所にVSTプラグインを直接インストールする(Windows)
- 10. スタンドアロン版のプログラムをインストール後に移動しない(Windows)
- 11. 管理者権限を使用する(Windows)
1. 正しい場所にプラグインが保存されていることを確認する
WindowsでLiveが対応しているプラグインは、VST2とVST3です。Macでは、VST2、VST3、およびAUです。 適切なプラグインフォルダに、適切なバージョンのプラグインが保存されているか確認してください。
- Liveの環境設定画面でタブ[Plug-ins]を開きます。
- プラグインのフォルダの場所を確認します。
- プラグインの種類に応じて、そのプラグインが適切なフォルダにインストールされていることを確認します。
- VST2やVST3のプラグインを使用している場合、対応するフォルダを有効にします(VST2プラグインカスタムフォルダ、VST3プラグインシステムフォルダ、VST3プラグインカスタムフォルダ)。
- AUプラグインを使用している場合、[Audio Unitsを使用]を有効にします (Macのみ)。
Windowsの場合
Macの場合
2. プラグインフォルダを一度無効にしてから有効にする
プラグインが正しいフォルダにインストールされていることと、Liveの環境設定画面のタブ[Plug-ins]でそのフォルダが有効になっていることを確認したら、一度、そのフォルダを無効にしてから、再度、有効にします。
プラグインのスキャンが完了するまで待ってから、ブラウザーにプラグインが表示されているか確認してください。 もしくは、インストールしたすべてのプラグインの再スキャンを行うこともできます。[Option]キー(Mac)/[Alt]キー(Windows)を押したまま[プラグインを再スキャン]の[スキャン]をクリックしてください。
3. インストール済みのプラグインが適切なビット版(32ビット/64ビット)であることを確認する
Live 10.1 では、64 ビット プラグインのみがサポートされているため、32 ビット プラグインはブラウザーに表示されません。
32ビット版のLive 9を使用している場合、64ビット版プラグインはLiveのブラウザーに表示されません。最新のプラグインには、64ビット版でしか利用できないものがあります(バージョン5.1のKontaktなど)。
4. OSがプラグインに対応していることを確認する
OSの製造元のウェブサイトで、互換性を確認します。
5. Liveがプラグインに対応していることを確認する
Liveが対応しているプラグインは、VST2、VST3、およびAUのみです。
プラグインの中には、Liveに対応していないものがあります。製造元のウェブサイトで互換性に関する情報を確認してください。
6. Liveをアップデートする
VST3プラグインを利用できるのは、Live 10.1以降のバージョンです。最新のLiveにアップデートして、VST3プラグインを利用してください。
7. プラグインをアップデートする
プラグインの製造元のウェブサイトで、最新バージョンのプラグインをインストールしていることと、お使いのOSに対応していることを確認してください。 Windowsを使用している場合は、 Visual C++ 2010 SP1 をインストール済みであることを確認してください。Visual C++ 2010 SP1で開発された64ビット用アプリケーションを動作させるのに必要です。
8. Wavesのプラグインが正しくインストールされていることを確認する
初期設定のプラグインフォルダには“WaveShell”という特別なファイルがインストールされています。VSTプラグインカスタムフォルダを使っている場合は、WaveShellファイルを探してVSTプラグインカスタムフォルダへ移動する必要があります。 VSTプラグインカスタムフォルダでWavesのプラグインを使用する方法については、 こちらのページ で確認することができます。
9. VSTプラグインフォルダとして設定している場所にVSTプラグインを直接インストールする(Windows)
WindowsでVSTプラグインをインストールするときは、VSTプラグインフォルダとして設定している場所をインストーラーで選び、その場所にVSTプラグインを直接インストールすることを推奨しています。別の場所にVSTプラグインをインストールしたあとに、そのVSTプラグインのファイル(ファイル拡張子“.dll”)をVSTプラグインフォルダに移動することは推奨していません。
10. スタンドアロン版のプログラムをインストール後に移動しない(Windows)
スタンドアロン版のプログラムを移動したり、名前の変更やアンインストールを行ったりすると、同プログラムのVSTプラグインが動作しなくなることがあります。
11. 管理者権限を使用する(Windows)
一部のプラグインでは、使用するために 管理者としてLiveを起動する 必要があります。 例として挙げられるのは、プラグインからLiveにMIDIクリップをドラッグできるプラグインです(ToontrackのEZDrummerなど)。