Ableton Cloudのセットアップ

Ableton Cloudを設定すると、NoteのセットをAbleton Liveにアップロードし、iOSデバイス間でNoteのセットを同期できます。 Ableton Cloudのセットアップには、 Ableton ユーザーアカウント が必要です。 iOSデバイスおよびコンピューターでのAbleton Cloudのセットアップは、以下の手順で行ってください。

MoveでAbleton Cloudを有効化する
NoteでAbleton Cloudを有効化する
Liveの互換性
LiveでAbleton Cloudを有効化する
Noteセットを同期する

MoveでAbleton Cloudを有効にする

MoveでCloudを有効にする方法については、 こちらのページ を参照してください。

NoteでAbleton Cloudを有効にする

NoteでAbleton Cloudを有効にするには、 Abletonユーザーアカウント が必要です。

  1. 画面左下の[...]を押してNoteの設定を開きます。
    NoteLandingPage.png
  2. [Ableton Cloud]をタップします。
    NoteSettings.png
  3. [Ableton Cloud]トグルをオンにします。
    EnableCloud.png
  4. モバイルブラウザでableton.comにリダイレクトされ、ユーザーアカウントとの接続および、 利用規約とプライバシーポリシー に同意するよう求められます。 クラウドはアカウント情報を使用してデバイス間の連携を行うため、もし既に他のAbleton製品を所有している場合、必ずその製品が登録されているアカウントと同じメールアドレスを使用してログインしてください。
    EnableCloudWebBrowser.png
    : デフォルトで設定されているモバイルブラウザでアプリにリダイレクトされない場合は、別のモバイルブラウザをお試しください。
  5. 連携が完了すると、Noteにリダイレクトされます。 この状態で、NoteのセットをAbleton Cloudに同期できるようになっています。 アップロードしたいNoteのセットの セットオプション メニューをタップします。 CloudEnabledNoSetsSync.png
  6. Ableton Cloudにアップロード をタップします。
    UploadToCloud.PNG
    Noteセットがクラウドにアップロードされたことが確認できます。 また、Noteのセットのコピーはローカルのデバイスに引き続き保存されているため、デバイスで作業を再開することができます。
  7. クラウドからNoteセットを削除するには、Noteセットの セットオプション メニューをタップし、 Ableton Cloudから削除 を選択します。
    RemoveFromCloud.png

Ableton Liveとの互換性

Ableton Cloudを使用することで、NoteとMoveのセットをLiveに転送し、Liveプロジェクトとして開くことができます。 Cloudは、Liveバージョン 11.2.5以降のすべてのエディション(Lite、Intro、Standard、および Suite)で使用できます。 Live のバージョンをアップデートする方法については、 こちらの記事 を参照してください Live ライセンスを所有していない場合、Cloud をアクティブ化すると、30 日間の Live Suite トライアル版ライセンス が無料で付与されます。 コンピュータにLiveをインストールする方法については こちら をご覧ください。

お使いのデバイスに互換性があるかどうかを確認するには、 Noteの互換性 および Moveの動作環境 のガイドを確認してください。

LiveでAbleton Cloudを有効にする

Ableton Cloudは、Live 11.2.5以降で有効にすることができます。 Liveでクラウドを有効にするには、以下の手順で行ってください。

  1. CTRL ,( Win) / CMD , (Mac)を押して、Liveの設定を開き、 Library タブを選択します。
  2. クラウドを表示 をオンに切り替えます。
  3. クラウドを有効にすると、Liveブラウザーの[場所]セクションに[クラウド]の項目が表示され、ableton.comへのサインインを促すメッセージが表示されます。

サインイン ボタンをクリックして、ウェブブラウザーウィンドウを開きます。 ここでは、上記のNoteの場合と同様、Ableton Cloudを有効化するための手順が求められます。

: Ableton Cloud をオーソライズする際、デフォルトのブラウザーからLiveにリダイレクトされない場合は、別のブラウザーを試してください。

セットの同期

AbletonユーザーアカウントでAbleton Cloudをアクティベートすると、Cloudに同期しているセットすべてがLiveのブラウザーの[Cloud]の項目の下に表示されます。 iOSデバイスでモバイルデータ通信がオフになっている場合、クラウドはWiFiに接続している間のみセットの同期を開始します。

Noteのセットは、Noteのセットコンテキストメニューから手動で同期することもできます。 クラウドの同期を行うには、下記手順を行ってください。

  1. Noteの セット ページから、同期したいセットの セットオプション をタップします。
  2. [Ableton Cloudにアップロード]を選択します。

Noteから同期したセットにLiveで変更を加えた場合、 すべてを集めて保存 し、Liveプロジェクトセット(.alsファイル) として保存することで、すべてのサンプルとメディアファイルを引き続き使用できるようになります。 Liveで加えられたセットへの変更は、Noteアプリバージョンのセット(.abl ファイル)には影響しません。

Abletonでは、以下の学習リソースと詳細なヘルプが提供されています。: