MacのLive 11.1以降でプラグインを使用する
- 対象となるLiveのバージョン: Live 11.1以降
- 対象となるOS: Mac
【注意】 Live 11.1以降のLiveを初めて起動するときは、Liveの新しいデバイスのインデックス作成が完了するまで、数分間お待ちください。
プラグインのスキャンについて(対象となるLiveのビルド:すべて)
Live 11.1以降のLiveでは、VST2プラグインとVST3プラグインのスキャンが、バックグラウンド処理として行われます。Liveの起動時に表示されるウィンドウには、スキャン状況が表示されません。 プラグインのスキャンが進行中は、一時的に、プラグインが消えてしまったように見えることがあります。
プラグインが消える場合(対象となるLiveのビルド:Universal)
AppleシリコンのコンピュータでLive 11.1以降のLiveのUniversalビルドを使用すると、Appleシリコン向けにコンパイルされたVST2/VST3プラグインのみが認識されます。 ただし、“AUHostingCompatibilityService”と呼ばれるmacOSの変換ツールにより、Intelビルドの AU プラグインの多くも表示され、読み込まれます。
Live 11.1でプラグインのAU版が表示され、同プラグインのVST2/VST3版が表示されない場合、変換ツール“AUHostingCompatibilityService”を介して、IntelビルドのAUプラグインを読み込んでいる可能性が高いと考えられます。 特定のAUプラグインには、 Intel向けにコンパイルする処理が含まれているため、Rosetta 2を介してIntelビルドのアプリケーションとしてLiveを実行する必要があります(後述)。
【注意】 お持ちのプラグインがAppleシリコン向けにコンパイルされているか確認することを推奨しています。Rosettaを必要とするプラグインについては、一覧にしてひかえておき、そのプラグインがAppleシリコンにネイティブ対応したときに、インストールを行ってください。
Rosettaを介してLiveを使用する
使用するVST2/VST3プラグインが、Appleシリコン向けにアップデートもコンパイルもされていない場合は、Rosetta 2を介してLiveをIntelビルドのアプリケーションとして強制的に実行させる手段があります。その方法は次のとおりです。
【注意】 すべてのプラグインがAppleシリコン向けにアップデートされている場合は、この操作を行う必要はありません。 不明な場合は、各プラグインの製造元から提供されている、AppleシリコンとmacOSの互換性情報を確認してください。
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フォルダ“アプリケーション”内でLiveのアイコンを探して選択します。
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[Cmd + I]キーを押します(もしくは、右クリックするか、メニュー[ファイル]をクリックして、[情報を見る]を選択します)。
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情報ウィンドウが開いたら、[Rosettaを使用して開く]を有効にします。
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情報ウィンドウを閉じ、Liveを再起動します。