Live のMPE FAQ

MPEとは何ですか? 

MPE(MIDIポリフォニック・エクスプレッション)を使うと、MPE対応のMIDIコントローラーを演奏することで、複数のパラメーターを同時に操作することが可能になります。 

MPE を使用すると、以下の 個々の値を 各ノート に対してリアルタイムに 変更できます。 

  • ピッチベンド(横方向の動きに反応) 
  • スライド(縦方向の動きに反応) 
  • プレッシャー(押し込む動きに反応) 

録音やドローモードでMIDIノートを入力すると、MPEのMIDIメッセージが表示され、いつでも編集できるようになります。 

MPEを使うにはどうすればいいですか? 

MPEに対応する機能性を備えたLiveのデバイスを使うには、MPE対応のMIDIコントローラが必要になります。 サードパーティー製の VSTプラグインやAUプラグインにも、MPEに対応したものが数多くあります。 

LiveのどのデバイスがMPEに対応していますか? 

Live 12 以降、すべての Live インストゥルメントが MPE に対応しています。

Live 11 では、以下の Live デバイスが MPE に対応しています:

  • Drift 
  • Wavetable 
  • Sampler 
  • Simpler(Samplerに変換することでMPEの設定を変更可能) 
     
  • Arpeggiator 
  • AAS devices (Analog, Tension, Collision, Electric) 

持っているプラグインがMPEに対応しているか調べるにはどうすればいいですか? 

MPEに対応している場合は、操作画面の右上にMPEのロゴが表示されます。 

MPEのゾーンの設定とは何ですか? 

MPEモードで楽器を演奏すると、音の鳴らないMIDIノートが生じることがあります。 その問題を解決するには、MPEの設定を変更する必要があり、一部のハードウェアシンセやマルチチャンネル・プラグインに影響が出ます。 詳細については、 こちらのページ で確認することができます。

MPE対応の機材を使えるようにするにはどうすればいいですか? 

  • ハードウェア、MIDIコントローラ、アプリなど、MPEに対応している機材やソフトウェアをお使いのコンピュータに接続します。 
  • Liveの 環境設定のタブ [Link MIDI] を開きます。
  • 機材が接続されたMIDIポートで[MPE]のチェックボックスを有効にします。 

MPE対応のMIDIコントローラを持っていません。 それでもMPEを扱うことはできますか? 

はい。MPEの編集機能を使うことができます。MPEの編集機能では、ドローモードで各ノートのモジュレーションを個別に描いたり、マウスを操作してエンベロープの曲線やブレークポイントを編集したりすることができます。 

MPEとポリフォニック・アフタータッチの違いは何ですか? 

ポリフォニック・アフタータッチ は、鍵盤ごとに1種類のMIDIメッセージを生成します。 MPE は、鍵盤ごとに3種類の異なるMIDIメッセージ(縦方向の動き、横方向の動き、押し込む動きに反応)を生成します。 

Push 1やPush2でMPEを扱うことはできますか? 

MPEに対応しているLiveのデバイスやサードパーティー製プラグインで、Push 1とPush 2はポリフォニック・アフタータッチに対応しています。 これにより、MIDIノートごとに異なるアフタータッチを適用して、音楽をより表現力豊かにすることができるようになります。 Push 2でポリフォニック・アフタータッチを有効にするには、Push 2のボタン [Setup] を押して、パラメータ [Pressure] ”Poly” に設定します。 

記録したMPEのモジュレーションを編集するにはどうすればいいですか? 

  • MIDIクリップを選択して、クリップビューのタブ [Note Expression] をクリックをします。 
  • それぞれのパラメータを表示するには、 レーンの表示/非表示を切り替えるボタン をクリックします。 
     
  • ブレークポイントは、オートメーションでの編集と同じように扱うことができます(移動、コピー、貼り付け、削除、追加、ドローモードでの描画など)。 
  • コードを別のコードにモーフィングさせるには、コードを構成するMIDIノートにピッチベンドを追加して、現在のピッチから変化後のピッチに向けてエンベロープを描きます。 

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MIDIエフェクト:MPE ControlとExpression Control 
 

MPE ControlとExpression Controlは、MPEに対応するデバイスのために考案されたMIDIエフェクトです。Live 11のコアライブラリに収録されています。 

MPE Control では、入力されるMPEのデータに対して、最大値、最小値、変化のかかり具合を設定して、自分のイメージにあった演奏表現に近づけることができます。 MPE Controlを使えば、MPEに対応していないインストゥルメントでも、MPEコントローラで操作できるようになります。 

Expression Control では、さらに多くのMIDIパラメータを使ってモジュレーションを適用する設定が可能です。それぞれのMIDIパラメータでLiveのパラメータをどのように変化させるのか、個別に設定することができます。Expression Controlを使うことで、複数のモジュレーションをひとつのMPEチェーンにまとめることが可能です。 

MPEコントローラのピッチベンドで値が正しく変化しないのはなぜですか? 

ピッチベンドの動きに正しく反応させるには、MPEに対応しているインストゥルメントとMPEコントローラでピッチベンドの範囲を一致させる必要があります。 
 

ピッチ以外のパラメータをピッチベンドで変化させることができますか? 

はい。MPEに対応しているインストゥルメントによっては、モジュレーション先をピッチ以外に変更することができます。Expression Controlでも、ピッチベンドをピッチ以外のパラメータにマッピングすることができます。 

Expression Controlを使っても、複数のモジュレーションを個別のMIDIノートに適用できないのはなぜですか? 

Expression Controlで複数のモジュレーションを適用するときは、最後のMIDIノートのみが対象になります。 

パラメータの [Sample Selector] [Sample Offset] に連続したモジュレーションを適用できないのはなぜですか?

これが本来の挙動だからです。 [Sample Selector]と[Sample Offset]の変化は、ノートオン時にのみ適用されます。 

SimplerでMPEの設定を変えるにはどうすればいいですか? 

MPEコントローラを使ってSimplerを演奏することはできますが、MPEの設定の一部は自分で変更することができません。 変更するにはSimplerをSamplerに変換し、設定変更後にSimplerに変換しなおします。 

【注意】 SamplerはLive Suiteに 付属しています 。Live IntroやLive Standardの場合は、別途、Samplerのみを購入することができます。 

どのエディションのLiveでMPEを使用できますか? 

MPEは、Intro、Standard、Suiteで使用できます。 

Abletonでは、以下の学習リソースと詳細なヘルプが提供されています。:

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