モニタリング中にレイテンシーを減らす方法
- 対象となるLiveのバージョン: すべて
- 対象となるOS: すべて
レイテンシーはデジタルオーディオで必ず発生する要素です。 オーディオ バッファ サイズ が非常に高く設定されている場合、または レイテンシーの大きいデバイス がある場合、リアルタイムでの録音が困難になる可能性があります。 その場合、モニタリング中にレイテンシーを最小限に抑える方法がいくつかあります。
1. 「モニタリング時に低レイテンシー」を使用する
Live 内の特定のデバイス/プラグインまたはプロセスにより、セットにレイテンシーが追加されることがあります。オプション メニューで「
モニタリング時に低レイテンシー
」を有効にすると、モニタリング対象のトラックのデバイス/プラグイン関連のレイテンシーをバイパスできます。
2. ダイレクトモニタリングを使用する(オーディオインターフェースがダイレクトモニタリング機能をサポートしている場合のみ)
一部のオーディオインターフェースにはダイレクトモニタリングと呼ばれる機能があります。 ダイレクトモニタリングを使用すると、インターフェースに入った音声信号がLiveを経由せずヘッドフォン モニター ミックスへ送られるため、ほぼレイテンシーが無い状態でインターフェースから直接モニタリングできます。 同じ音声信号は録音のために同時に Live に送信されます。 このオプションを使用する場合は、録音トラックのモニタリングをオフにします。
3. 外部ミキシングデスクを通してモニターする
インターフェースまたは Live を介してモニタリングする代わりに、外部ミキシング デスクを介してモニタリングします。 同時に、同じ音声信号を Live に送信して録音します。このオプションを使用する場合は、録音トラックのモニタリングをオフにします。