Liveのライブラリをリセットする
- 対象となるLiveのバージョン:すべて
- 対象となるOS:すべて
Liveのブラウザーに任意のフォルダを追加すると、コンピュータ内のさまざまな場所に散在するファイルへすばやくアクセスできて便利です。 ただし、ブラウザー内の[場所]に大規模なフォルダ(またはドライブ全体)を追加すると、Liveによるファイルのインデックス作成処理に大きな負荷がかかる可能性があります。 Liveのライブラリを削除してリセットすると、そうしたフォルダを一度に取り除いて、インデックス作成処理にかかる負荷をすばやく減らすことができます。
Liveのライブラリ(ファイル“Library.cfg”)を削除してリセットすると次のことが行われます。
- ユーザーライブラリとPack用インストールフォルダとして設定していた場所が、次の初期設定の場所に戻ります。
- Mac
- Macintosh HD/Users/[Username]/Music/Ableton/User Library
- Macintosh HD/Users/[Username]/Music/Ableton/Factory Packs
- Win
- C:\Users\[Username]\Documents\Ableton\User Library
- C:\Users\[Username]\Documents\Ableton\Factory Packs
- Mac
- ブラウザー内の[場所]に追加したフォルダが取り除かれます(フォルダやその中のファイルそのものが、コンピュータから削除されるわけではありません)。
- [コレクション]のラベル名が初期設定の名前に戻ります(タグ付けした項目は削除されません。 コレクションを編集してラベルを表示させると、以前タグ付けした項目がふたたび表示されます)。
ポイント
- ファイル”Library.cfg”を削除してライブラリをリセットしても、Liveの“Core Library”に影響はありません。
- 多くの場合、Liveのデータベースをリセットしても、インデックス作成処理にかかる負荷を減らすことができます。
- ファイル”Library.cfg ”を削除せず、ほかの場所(デスクトップなど)に移動しておけば、 リセットしても問題が解決しない場合に、移動しておいた“Libary.cfg”を元の場所へ戻すことができます。
Macの場合
- Liveを終了します。
- 次の場所にある隠しフォルダを開きます。
Users/[username]/Library/Preferences/Ableton/Live x.x.x/
- “Library.cfg”を削除します。
- Liveを起動します。
Windowsの場合
- Liveを終了します。
- 次の場所にある隠しフォルダを開きます。
Users\[username]\AppData\Roaming\Ableton\Live x.x.x\Preferences\
- “Library.cfg”を削除します。
- Liveを起動します。