コレクションの使用方法

  • 対象となるLiveのバージョン:Live 10以降
  • 対象となるOS:すべて

コレクションを使用すると、ファイル、プリセット、デバイス、プラグイン、Liveセットなど、Liveのブラウザーに表示されているものをさらに整理することができます。 コレクションは7種類まで追加可能で、コレクションごとに色分けされます。必要に応じて名前の変更や、表示/非表示の切り替えができます。

ブラウザーに表示されているものをコレクションへ追加する

追加するものをブラウザー内で右クリックして、表示されるコンテキストメニューでコレクションを1種類以上選択します。

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追加するものをコレクションに直接ドラッグすることもできます。上図のように、対応する数字を入力してコレクションを指定することもできます。

コレクションの名前を色ごとに変更する

コレクションの名前部分を右クリックすると、表示されるコンテキストメニューで[名称変更]を行えます。

Screenshot_Collections_Rename_2.png

コレクションを非表示にする

[コレクション]と書かれている部分へマウスオーバーして、右側に表示される[編集]をクリックします。Screenshot_Collections_Rename_1.png

表示するコレクションのチェックボックスではチェックを入れ、表示しないコレクションのチェックボックスではチェックを外します。

Screen_Shot_2018-02-22_at_18.00.59.png

複数のコンピュータ間でコレクションを同期させる

Liveでは、コレクションの利用状態がメタデータとしてXMPファイルに保存されます。 このXMPファイルは、次の2か所にある下層フォルダ“Ableton Folder Info”内に保存されます。

  • User Library/Ableton Folder Info(Core Libraryのデバイス、プリセット、Packに関するメタデータ)
  • ブラウザー内の[場所]に追加されたフォルダ(コレクションに追加したものがフォルダ内に含まれている場合)

したがって、フォルダ“User Library”がクラウドサービスと同期したフォルダに保存されていれば、そのフォルダと同期する別のコンピュータとメタデータを同期させられます。 それと同様、ファイルが外部ドライブへ保存されていると、その外部ドライブに接続されている全コンピュータへそのファイルのメタデータが自動的に読み込まれます。 XMPファイルのみを同期させれば、メタデータを自分で変更することができます。

クラウドストレージの最適な使い方については、こちらのページで詳細を確認することができます。

【注意】プラグインは通常、各コンピュータのシステムフォルダへ個別にインストールする必要があります。そのため、別のコンピュータではコレクション内に表示されない場合があります。 また、コレクションの名前を同期させることはできません。 コンピュータごとに、適宜、コレクションの名前を変更する必要があります。

参考記事

コレクションに入っているPackを複製する方法

Abletonでは、以下の学習リソースと詳細なヘルプが提供されています。: