古くなったMIDIドライバが原因でLiveが起動中にフリーズする場合(Mac)
- 対象となるLiveのバージョン:すべて
- 対象となるOS:Mac OS X 10.7以降
Mac OS Xで発生するもっとも知られたMIDIの問題は、DigidesignのMIDIドライバに起因しています。DigidesignのMIDIドライバは、Mac OS Xの後期のバージョンとは完全な互換性がなく、MIDIドライバを初期化しているあいだにすべてのMIDIアプリケーションをフリーズさせる原因になります。 MacのAudio MIDI設定は影響を受ける例のひとつです。Audio MIDI設定は、"アプリケーション"フォルダ内の"ユーティリティ"フォルダにあります。
問題例
- Mac OS X 10.7以降のOSでLiveを起動中、Liveが反応しなくなり、起動に5~10分かかる。
- Liveの環境設定画面のタブ[Link MIDI]に、MIDIポートがまったく表示されない。
- エラーメッセージ「Company Support Dirが見つかりません。(Company Support Dir not found)」が表示される。
- Audio MIDI設定がMIDIウィンドウの読み込みに失敗する。
解決方法
- Pro Tools 10の最新アップデートをインストールします。
- もしくは、DigidesignのMIDIドライバ"DigiDioMidiDriver.plugin"を次のフォルダから取り除きます(Macintosh HD/Library/Audio/MIDI Drivers/)。
- Avidへ連絡して、お使いのPro Toolsのハードウェアと互換性のあるMIDIドライバを取得します。
【注意】そのほかの古くなったMIDIドライバが前述の問題の原因になることもあります。 MIDIドライバのフォルダ内にDigidesignのMIDIドライバがない場合は、ほかの疑わしいMIDIドライバの削除を検討してください。
詳細については、Avidのナレッジベースを確認してください。