Linkのトラブルシューティング
- 対象となるLiveのバージョン:すべて
- 対象となるOS:Windows/Mac/iOS/Android
目次
LiveがほかのLink対応アプリを確認できなくなる問題の原因例
- 使用しているネットワーク上で別の通信が多すぎる。
- 使用しているアプリのバージョンが古い。
- Linkの適切な動作に必要なマルチキャスト通信を遮断しているルーターがある。
最新のルーターであれば、この問題は発生しません。旧型のルーターの場合、マルチキャスト通信を遮断することがあります。 - 有効にしているファイアウォールがLinkの動作を停止させている。
MacとWindowsのどちらのコンピュータでも、ファイアウォールでLinkが動作しなくなることがあります。 20808番ポートがブロックされていないか確認してください。 - VPN(仮想専用線)経由でLinkが動作しない。
- Bluetooth経由でLinkが動作しない。
- ネットワーク接続の受信がLiveに許可されていない。
この問題は、Little Snitchなどのサードパーティー製アプリに起因することもあります。
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Macでオフライン接続している。
iOS機器をMacに接続してもLinkの接続が確立されない場合、iTunesを起動し、お使いのiOS機器がiTunesに認識されているか確認してください。
LinkがMIDI同期とReWireにおよぼす影響
Linkの作動中は、LiveがMIDI同期の入力信号を受信できなくなります。 Linkが有効になっているときは、Liveの環境設定で入力ポートの同期を有効にしても、MIDI同期の信号は考慮されません。
Live 10以前のバージョンでは、Linkの作動中にLiveをReWireデバイスとして使うことができません。 LiveをReWireデバイスとして使うには、まずLinkを無効にして、ReWireホストとなるアプリケーションを起動してから、Liveを再起動します。
【注意】Live 11をもって、ReWireを利用できなくなりました。
アプリの接続解除や同期のズレが発生し続ける
ネットワーク上に多くのアプリが存在している場合は、アプリの接続が途切れることがありますが、 そのような事態はLinkを使うアプリの数が極端に多くないかぎり発生しません。
Linkに関するその他のサポート
LiveでLinkに関する問題が発生する場合は、Abletonのサポート窓口までご連絡ください。
サードパーティー製のiOSアプリやデスクトップアプリでLinkに関する問題が発生する場合は、そのアプリの製造元にサポート情報をお問い合わせください。