WindowsでVSTプラグインを使用する方法
- 対象となるLiveのバージョン:すべて
- 対象となるOS:Windows
VSTプラグインとは、サードパーティー製のインストゥルメントやエフェクトのことです。Liveでインストールして使用することができます。 VST2プラグインのファイル拡張子は、“.dll”です。 VST3プラグインのファイル拡張子は、“.vst3”です。
【注意】
- プラグインフォルダとして使う場所には、プラグインのファイル(ファイル拡張子は“.dll”もしくは“.vst3”)のみを含めるようにしてください。
- Liveセットの中では、同じプラグインを異なる規格(VST2やVST3)で複数使用しないでください。
- Live 11.1を初めて起動するときは、Liveの新しいデバイスのインデックス作成が完了するまで、数分間お待ちください。 Liveを再起動したあともデバイスが表示されない場合は、こちらのページの案内にそってデータベースのリセットを試してください。
WindowsにVSTプラグインをインストールして有効にする方法
1. 最新のインストーラーファイルをプラグインの製造元のウェブサイトからダウンロードして実行します。
2. 一部の製品では、VSTプラグインとは別にスタンドアロン版が提供されています。 スタンドアロン版とVSTプラグインを同じフォルダにインストールしないでください。
3. プラグインの種類によって、インストール先を任意のフォルダに変更することができます。 VSTプラグインの保存場所として推奨している既存のフォルダは、次のとおりです。
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VST2プラグイン: C:\Program Files\VSTPlugins
- VST3プラグイン: C:\Program Files\Common Files\VST3
- VSTプラグイン (32ビット):C:\Program Files (x86)\VSTPlugins
【注意】Live 10とLive 11は、64ビット版でのみ使用可能です。そのため、32ビット版プラグインに対応していません。 同様に、64ビット版プラグインは32ビット版のLiveに表示されません。
4. インストールの完了後、Liveを起動します。
5. 環境設定のタブ[Plug-ins]を開き、[プラグインソース]に移動します。
【注意】Live 10.1より前のバージョンを使っている場合は、環境設定のタブ[File Folder]を開き、[プラグインソース]に移動してください。
6. [VST2プラグインカスタムフォルダ]を有効にしてからボタン[ブラウズ]をクリックして、お持ちのVST2プラグインの場所を選択します。
7. [VST3プラグインシステムフォルダ]を有効にして、お持ちのVST3プラグインを使えるようにします。 異なるフォルダを使用/作成したい場合は、[VST3プラグインカスタムフォルダ]を有効にして任意の場所を選択します。ただし、[VST3プラグインシステムフォルダ]と[VST3プラグインカスタムフォルダ]で同じ場所を選択しないようにしてください。
【注意】 カスタムフォルダには、VSTプラグインを含む単独のフォルダを選択してください。 ドライブ全体、またはシステムフォルダをカスタムフォルダとして選択すると、Liveがクラッシュする場合があります。 VSTプラグインのファイル(ファイル拡張子“.dll”)のみを含むフォルダを選択してください。 ファイル拡張子が“.dll”のファイルは、プラグイン以外のプログラムでも使われています。VSTプラグインの保存場所として設定したフォルダに、プラグイン以外の“.dll”が入っているとLiveがクラッシュすることがあります。
8. Liveが、使用可能な全プラグインをスキャンし始めます。スキャンが終わると、Liveのブラウザーの[カテゴリ]に含まれている“プラグイン”にプラグインが表示されます。
9. プラグインを正しくインストールしても、そのプラグインがLiveに表示されない場合は、こちらのページを確認してください。