Liveのリセット方法

  • 対象となるLiveのバージョン:すべて
  • 対象となるOS:すべて

Liveをリセットすると、アプリケーションがデフォルトの状態に戻ります。 トラブルシューティングの際にLiveのリセットを実行することで、問題のある設定やテンプレートファイルなどを原因から除外することができます。

Live 11のリセット(Mac)
Live 11のリセット(Windows)
Live 10以前のLiveのリセット

Liveをリセットすると、以下の項目が削除され、デフォルトに戻ります。

  • オーディオおよびMIDIの設定を含むLiveの環境設定
  • テンプレートセット
  • Undoの履歴

Liveのリセット後、ハードウェア機器とプラグインフォルダーの設定、入力/出力で設定した名前やLiveの環境設定で変更した各種設定を再度設定し直す必要があります。

【注意】以下手順では、特定のファイルを削除する手順となっています。 ファイルを削除したくない場合、ファイルをデスクトップなど、異なるロケーションへ移動することでもリセットを行うことができます。 リセットを行っても問題が解決しない場合、移動したファイルを元の場所へ戻せば、設定を元に戻すことができます。

Live 11

Live 11のリセット(Mac)

まず、Preferencesファイルを削除します。

    1. Liveを閉じてください。
    2. Finderメニューバーの[移動]を選択し、次にキーボードのOptionキーを押したままにします。
    3. 表示される[ライブラリ]フォルダーを開きます。
    4. 下にスクロールして、フォルダ"Preferences" > フォルダ"Ableton"を開きます。
      これで、通常は非表示の以下パスが開きます。Users/[username]/Library/Preferences/Ableton (Macで隠しフォルダにアクセスする方法の詳細は、こちらのページで確認することができます。)
    5. Live 11.2.5など、現在使用しているバージョンのLiveのフォルダを開きます。
    6. ファイル"Preferences.cfg"をゴミ箱にドラッグします。
    7. フォルダ"Undo"が存在する場合、削除します。

MacDeletePreferences.gif

次に、現在のテンプレートセットを削除します。

    1. Liveのユーザーライブラリを開きます。ユーザーライブラリは、デフォルトではUsers/[username]/Music/Ableton/User Library にあります。
    2. フォルダ"Templates"を削除します。

上記の手順の後、Liveを再起動してください。

Live 11のリセット(Windows)

    1. Liveを閉じてください。
    2. Windowsエクスプローラーのアドレスバーで、%AppData%と入力します。
    3. 下向き矢印のマークをクリックし、Users\[username]\AppData\Roamingを選択します。
    4. フォルダ"Ableton"を開きます。
    5. Live 11.2.5など、現在お使いのバージョンのLiveフォルダーを見つけて開きます。
    6. ファイル"Preferences.cfg"を削除します。
    7. フォルダ"Undo"が存在する場合、削除します。

WindowsDeletePreferences.gif

次に、現在のテンプレートセットを削除します。

  1. Liveのユーザーライブラリを開きます。ユーザーライブラリは、デフォルトではUsers\[username]\Documents\Ableton\User Library にあります。
  2. フォルダ"Templates"を削除します。

上記の手順の後、Liveを再起動してください。

Live 10以前のバージョン

Live 10のリセット(Mac)

    1. Liveを閉じてください。
    2. Finderで次の隠しフォルダを開きます。
      Users/[username]/Library/Preferences/Ableton/Live x.x.x/
      “Live x.x.x”は、お使いのLiveのバージョンになります(例:Live 10.1.30)。
      【注意】Macの隠しフォルダにアクセスする方法については、こちらを確認してください。

    3. ファイル“Preferences.cfg”、フォルダ“Undo”(Live 9の場合は“Undo.cfg”と表示されます)、ファイル“Template.als”(存在する場合のみ)を削除します。
    4. Liveを起動します。

Live 10のリセット(Windows)

    1. Liveを閉じてください。
    2. Windowsのエクスプローラーで次の隠しフォルダを開きます。
      Users\[username]\AppData\Roaming\Ableton\Live x.x.x \Preferences\
      “Live x.x.x”は、お使いのLiveのバージョンになります(例:Live 10.1.30)。
      【注意】Windowsの隠しフォルダにアクセスする方法については、こちらを確認してください。

    3. ファイル“Preferences.cfg”、フォルダ“Undo”(Live 9の場合は“Undo.cfg”と表示されます)、ファイル“Template.als”(存在する場合のみ)を削除します。
    4. Liveを起動します。

Abletonでは、以下の学習リソースと詳細なヘルプが提供されています。: