「オートメーションを再び有効にする」ボタンが点灯し続ける場合
- 対象となるLiveのバージョン: すべて
- 対象となるOS: すべて
アレンジメントビューで再生を開始した直後、またはセットが開かれた直後に、意図せず 「オートメーションを再び有効にする」 ボタンが点灯してしまう場合があります。
この問題は、次の原因で発生している可能性があります。
- サードパーティのプラグイン - 一部のプラグインは、再生が開始されると特定のパラメーターをリセットすることがあります。 これは、プラグイン側の想定内の動作であることもありますが、プラグインで問題が発生していることを示している場合もあります。
- MIDIフィードバックループ - 接続されているMIDIハードウェアによってMIDIフィードバックループが発生する場合があります。 ハードウェア側およびLive側の設定によっては、LiveへMIDIデータが継続的に送信されてしまう可能性があります。
- MIDIコントローラーが故障し、不規則なMIDIデータがLiveに送信されている可能性があります。
- 一部のサードパーティプラグインには、オートリンク機能を備えたパラメータが存在する場合があります。1つのパラメータを調整するともう1つのパラメータが逆に動くようなケースがこれに該当します。 例えば、サチュレーションプラグインの「ドライブ」と「出力」は互いにリンクしている場合があります。
この問題を解決するには
- サードパーティプラグインをLiveセットから1つずつ削除して、問題のあるプラグインを見つけます。(問題のあるプラグインが複数存在する場合もあります。) 特定のバージョンのプラグインでのみこの問題が発生する場合があるため、 AUとVST(Macの場合)、またはVST2とVST3など、違うバージョンに変更して問題が改善するかを確認してください。
- Live環境設定のMIDIポート設定 もしくはMIDIハードウェア側の設定を変更し、MIDIフィードバックループを解消してください。
- LiveのマッピングブラウザでMIDIマッピングの状態を確認するか、MIDIコントローラー自体を取り外してください。
- オートメーションが設定されたオートリンクパラメータを手動で変更したり、オートリンク機能を無効にしないようにしてください。