音声をリアルタイムで書き出す方法
- 対象となるLiveのバージョン: すべて
- 対象となるOS: すべて
初期状態のLiveでは、可能な限り短時間で音声の書き出しが行われます。 通常、書き出しは実際の音声の時間よりも短い時間で行われますが、 リアルタイムでLiveセットの音声を書き出す方法もあります。
方法1:External Audio Effectを使用する
- 使っていないオーディオトラックに、LiveのデバイスExternal Audio Effectを追加します。
- External Audio Effect内の[Audio From]で任意のチャンネルを選択します。 [Audio To]でチャンネルを選択する必要はありません。
- [Dry/Wet]を“0.00%”に設定します。
- [ Cmd + Shift + R ]キー(Mac)/[ Ctrl + Shift + R ]キー(Windows)を押してウィンドウ“オーディオ/ビデオをエクスポート”を開き、オーディオのエクスポートを行います。
- Liveセットの書き出しがリアルタイムで行われます。
【ポイント】 ウィンドウ“オーディオ/ビデオをエクスポート”では、書き出しの設定を自由に行うことができます(各トラックを個別に書き出したり、選択したトラックのみを書き出したりすることができます)。
方法2:Liveセット全体をリサンプリングする
空のオーディオトラックにLiveセット全体をリサンプリングして、リアルタイムで音声を書き出すこともできます。
- 空のオーディオトラックを作成します。
- [Audio From]を“Resampling”に設定します。
- [Monitor]で[Off]を選びます。
- トラックのアームを有効にして録音できる状態にします。
- ほかの全トラックのミュートを解除します。
- クリップスロットの録音ボタンを押します。