ハードディスク過負荷の回避方法

  • 対象となるLiveのバージョン: Live 8 ~ 10
  • 対象となるOS:すべて

ハードドライブが十分な速度で読み書きを行えない場合、音飛びを引き起こすことがあります。 この場合は、[D]アイコン(ハードディスク過負荷インジケーター)がオレンジ色に変わります。 この状態が発生しやすくなるのは、サイズの大きな複数の音声ファイルを一度に再生したときです。 ハードドライブに負荷をかけすぎないようにするには、次の手順にそって操作を行ってください。

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1. 選択したクリップのRAMモードを有効にする

選択したクリップでRAMモードを有効にすると、ハードドライブから音声ファイルを直接読み込むのではなく、RAMへ読み込むようになります。 ただし、RAMへ読み込む音声ファイルの数を増やしすぎないようにしてください。お使いのRAMがメモリ不足になる可能性があります。

RAM_Mode_in_Clip.png

デバイス“Sampler”でマルチサンプルライブラリを使用中に、RAMモードを選択することもできます。

RAM_Mode_simpler.png

2. サンプルレートを下げる

推奨のサンプルレートは、“44100Hz”です。

Sample_rate.png

3. 24ビットか16ビットのオーディオファイルを使ってファイルサイズを少なくする

外部の音声編集ソフトを使って、既存のオーディオファイルのビットデプスを変換します。 録音するオーディオファイルのビットデプスは、環境設定画面のタブ[Record/Warp/Launch]で設定します。

24_bit.png

4. ステレオトラックをモノラルにバウンスする

ステレオのサンプルを再生するトラックは、モノラルのサンプルを再生するトラックよりも扱うデータ量が多くなる原因になります。

5. オーディオトラックの数を減らす

Liveの生成するデータ量は、書き込みと読み出しが行われるオーディオトラックの数におおむね比例します。 複数のトラックをバウンスしてまとめて、ハードディスクの負荷を減らしてください。

6. HDDとSSD

HDDのアクセス速度によって、Liveの処理性能が制限されることがあります。 音声処理に最適化されたコンピュータの多くでは、7200RPM以上のHDDが使われています。 ラップトップ・コンピュータでは、節電するために、5400RPM以下のHDDがよく使われています。そのため、ラップトップ・コンピュータで作成するプロジェクトでは、通常、トラック数が少なくなります。 SSDでは、より高速なデータ転送が可能であるため、ハードディスク過負荷の発生が少なくなります。