ドライバエラー補正に関するよくあるご質問

  • 対象となるLiveのバージョン:Live 9.2以降
  • 対象となるOS:すべて

ドライバエラー補正とは?

オーディオインターフェースは、特定のレイテンシーの値をLiveに伝達します。 録音中のトラックの[Monitor]が[Off]に設定されていると、その値でオーディオやMIDIの録音を相殺します。 ただし、特定のインターフェイスでは、間違ったレイテンシが報告される場合があります。 ドライバエラー補正によってLiveで間違ったレイテンシーを補うことができます。 Liveの[環境設定]→ [オーディオ]で調節できます。 このFAQでは、ドライバエラー補正を省略してDECとします。

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DECはいつ使用すべきですか?

レコーディングがモニターの音声信号と同期していない場合、DECの量を調整する必要がある可能性があります。 以下は、LiveのMIDIクリップからトリガーされドラムマシンのハイハットで、オーディオとしてレコーディングされたものです。 レコーディングが同期していないことがわかります。

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再生中にLiveでレイテンシーが発生しますが、DECを調整する必要がありますか?

いいえ。 ドライバエラー補正を調節すると、[環境設定]の[Audio]で[入出力レイテンシー]があらためて算出されますが、再生時にLiveで発生する全体のレイテンシーは変化しません。 DECは、録音されたオーディオとMIDIにのみ適用されます。 再生中のレイテンシーを軽減するには、こちらのレイテンシーを軽減する方法を参照してください。

どうやって正確なDECの値を計算しますか?

Liveには、設定するドライバエラー補正値の具体的な測定方法をご案内するレッスンが付属しています。 レッスンでは、音声ケーブルとオーディオインターフェース(少なくとも入出力が1系統以上)を用意してください。 レッスンは、Liveのヘルプビューで確認できます。次の順に移動してください。

[ヘルプ]メニュー → [ヘルプビュー] → [オーディオI/O] → レッスンの18ページ目 の[ドライバエラー補正]をクリック

DECの量を調整しましたが、レコーディングには反映されていません。なぜですか?

ドライバエラー補正が適用されるのは、録音中のトラックの“Monitor”が[Off]に設定されているときのみです。“Monitor”が[In]か[Auto]に設定されているトラックでモニターと録音を同時に行う場合、ドライバエラー補正の効果はありません。

DEC調整が必要なオーディオインターフェースはどれですか?

クラス-コンプライアントデバイス(プラグアンドプレイとも呼ばれている)は、コンピュータに接続するために追加のドライバを必要としないデバイスです。 通常は、 クラスコンプライアントモードで実行されているデバイスには、DECを使用する必要があります。

一方、独自の ネイティブドライバを必要とするインターフェイスは正確なレイテンシー値を報告するので、 ネイティブモードで実行されているデバイスのDECを調整する必要はありません。

DEC値は正または負のどちらにすべきですか?

相殺するレイテンシーによって、ドライバエラー補正を正と負の値に設定できます。

バッファサイズ/サンプルレートはDECに影響しますか?

正しいドライバエラー補正値は、バッファサイズとサンプルレートによって変わります。 バッファサイズやサンプルレートを変更する場合は、ドライバエラー補正値を再計測して調整する必要があります。

調整するDECの標準量はいくらですか?

インターフェースと現在のオーディオ設定によって異なるため、標準的な量はありません。 通常、レイテンシーは約+/- 1ミリ秒から20ミリ秒の間で変化します。 DECを20ミリ秒よりも高い値に設定している場合、問題が発生する可能性があります。 同期していないレコーディングに苦戦している場合は、サポートまでお問い合わせください。対応させていただきます。