Live 12のキーとスケールに関するよくある質問
Ableton Live 12以降では、Live のトランスポートバーにあるスケールモードセレクターを使用して、選択されているクリップのスケールを表示または設定できます。
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- 機能に関するヒントを参照するには、? キーを入力してインフォビューを表示し、関連する機能の上にカーソルを置きます。 詳細な説明については、 Liveのマニュアル を参照してください。
Liveのトランスポートバーでスケールを変更しました。 すべてのクリップに反映されないのはなぜですか?
Live のトランスポートバーにあるスケールモードセレクターには、その時選択されている、または最近選択したクリップのアクティブなスケールが表示されます。 これは、セット内のすべてのクリップに対して適用されるグローバルスケールコントロールではありません。 この設定を複数のクリップに適用するには、適用したい全てのクリップを選択する必要があります。 スケールが割り当てられていても、選択されていないクリップは、このセレクターの影響を受けません。 セット内のすべてのクリップのスケールを変更するには、すべてのクリップを選択し (CMD/Ctrl + A)、セレクターでスケールを設定します。
スケールセレクターがトランスポートバーに表示されないのはなぜですか?
チューニングシステムがロードされている場合、スケールよりも優先されます。 スケールを再度有効にするには、チューニングシステムを削除します。 詳しくは、
チューニングシステムの詳細
をご参照ください。
チューニングシステムをロードするとスケールセレクターが消えるのはなぜですか?
Live の「スケール」は、ピアノの鍵盤で表される12音階の規則に基づいています。 チューニングシステム機能では、12音平均律 (12-TET) に適合しない、付加的な音楽技法やルールに基づくピッチシステムが導入されています。 このため、チューニングシステムがロードされている場合、スケールを選択することはできません。
スケールを変更すると、クリップに配置されているMIDIノートに影響しますか?
異なるスケールをグローバルで選択すると、現在選択しているクリップのスケールのみ変更されます。(クリップが選択されている場合) クリップのスケールを変更しても、クリップ内にすでに配置されているMIDIノートは移動しませんが、ピッチをクオンタイズするように設定されたスケール対応デバイスを通す場合は、影響を受けます。 MIDIクリップ内のノートを変更するには、クリップビューで
Fit to Scale
機能を使う必要があります。 スケール対応 MIDI デバイスによって処理されるノートの場合、または Meld などのスケール対応インストゥルメントを使用する場合、クリップのスケールを変更すると、スケール内の最も近いノートに強制的に割り当てられるため、クオンタイズされたピッチに影響します。
スケール対応デバイスでは音のピッチはどのようにクオンタイズされますか?
ノートがクリップの現在選択されているスケールに属していない場合、スケール対応デバイスはスケール内の最も近いピッチにノートを移動します。 ノートがスケール内の複数のピッチから等距離にある場合は、低い方のピッチが使用されます。 たとえば、クリップに C ノートが含まれていて、設定されたスケールが C を含まない E メジャーである場合、その C ノートは、このスケールに属する最も近いピッチである B および C# から等距離になります。 この例では、ノートは B にクオンタイズされます。
スケール認識に対応する他の機能は何ですか?
MIDI 変形ツールと MIDI 生成ツールは、スケールが設定され、有効化されたクリップに対して使用すると、そのスケールを反映します。
スケールとして A# と Bb のどちらかを選択するにはどうすればよいですか?
クリップビューで、ピアノロールを右クリックしてコンテキストメニューを表示します。 そこで、シャープ、フラット、またはその両方を表示することを選択できます。
スケールを認識できる MIDI デバイスはどれですか?
MIDIエフェクト:
- Scale
- Arpeggiator
- Pitch
- Random
- Chord
MIDIインストゥルメント:
- Meld