Push 3（スタンドアロン）のMax for Liveデバイスの互換性

内蔵（コアライブラリの一部）またはライセンスに含まれるコンテンツ（公式Ableton Packとして個別にダウンロード可能）のほとんどの公式Ableton Max for Liveデバイスは、スタンドアロンモードのPushで通常通り動作します。

ただし、一部のデバイスでは、特定のパラメータをコントロールする機能が制限される場合があります。 また、互換性のないMaxオブジェクトが含まれているその他のデバイスは、動作しません。 それらのデバイスが Push（スタンドアロン）に読み込まれると、下記のメッセージが表示されます。

“ This device contains missing or incompatible Max objects. Please contact the device developer for more information. ”

公式のAbleton Packに含まれるデバイスの互換性の問題が解消した場合、 アップデートが行われた後、 Packリリースノート ページにリリースノートが追加されます。

注意 : これらのデバイスは、コントロールモードのPushをでは正しく機能します。
Packストアのサードパーティー製Max for Liveコンテンツのアップデートについては、 Packsリリースノート をご確認ください。

デバイスの制限事項

一部のMax for Live デバイスは、Push（スタンドアロン）で使用する際、以下の制約を受けます。

コントロールの制限:

• 一部のデバイスの一部のパラメータまたはモードで、マッピング、オートメーション、またはコントロールができません。
• マッピングを新規に設定することはできません。
• あらかじめパラメータマッピングが行われたLiveセットは、ロード、再生ともに正常に行われます。

サンプルのインポートが無効:

• 特定のMax for Live デバイスの使用中に新しいサンプルをロードすることはできません。
• 既存のサンプルを参照するデバイスプリセットは、上記の影響を受けません。

再生についての制限:

• デバイスは再生のみ可能です。

非対応：

• このデバイスはPush上では動作しません。

【注意】 ここにリストアップされていないPush 3（スタンドアロン）に含まれる内蔵デバイスは、完全な互換性があります。

影響を受けるデバイス

上記の制限事項は、以下のデバイスに影響します。

以下を含むすべてのモジュレーションデバイスは、コントロールの制限を受けます。

• Envelope Follower
• LFO
• Shaper
• Shaper MIDI
• All CV Tools devices（下記リストを参照）

シーケンサーやノートエディターを備えたデバイスは再生のみ機能します。

• シーケンサー内蔵のデバイスでは、ノートの入力はできません。
• 既存のシーケンスは通常通り再生されます。
• 例えば、Melodic Stepsなどのデバイスが該当します。

サンプリングを行うデバイス:

• 新しいサンプルをロードすることはできません。
• 既存のサンプルを参照するデバイスプリセットは、上記の影響を受けません。
• 例えば、DS Sampler、Granulator IIなどのデバイスが該当します。

Push（スタンドアロン）で機能が制限されるMax for Liveデバイス: