Push 3のバッテリーのヒントとトラブルシューティング
バッテリーのヒント
- Push 3のバッテリーは、リン酸鉄リチウム (LFP) 化学を活用しており、従来の Li-Po バッテリーに比べて明確な利点を提供します。 コバルトやその他の問題のある成分を含まないため、安全性が大幅に向上しています。 さらに、2500回の充電サイクル後でも80%以上の容量を維持する長いサイクル寿命を誇ります。
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Push 3 は USB パワーバンクを使用して電源を供給できます。 20V/3Aを供給できるPowerDelivery(PD)対応のパワーバンクを使用してください。
- パワーバンクからPushに電力を供給するには、USB-Cポートを使用してください。
- バッテリーの寿命に悪影響を与える可能性があるため、バッテリーを完全に使い切った状態で放置しないでください。 しばらく使用しないときは、充電残量を80%~100%にしておくことをおすすめします。
- ユニットの電源を長期間オフにしたままにする場合は、バッテリーが充電されているかどうかを定期的に確認してください。
- 完全に充電した場合、再度充電を開始するにはバッテリー残量を95%未満まで減らす必要があります。
- バッテリーを0%から100%まで充電するのにかかる時間は約4.5時間です。
- 完全に充電した場合に想定されるバッテリー持続時間は、約2時間です。
- バッテリーでPushを動作させる場合、予期しないシャットダウンを防ぐため、少なくとも50%まで充電してください。
【注意】 現在のセットを保存していない状態でバッテリーが空になると、Pushの電源が切れます。 その後Pushの電源をオンにすると、最後に開いていたセットを復元するための手順がダイアログに表示されます。
バッテリーの状態が「N/A」と表示される
[Status]メニューでバッテリーが「N/A」と表示される場合、次の手順を実行してください。
- バッテリーを完全に放電させる
- 電源アダプターをPushに接続する
- バッテリーを再度充電する
上記手順の後[Setup]>[Status]に移動すると、正しいバッテリー残量のパーセンテージが表示されます。
【注意】 上記手順の後、完全に充電した後でもバッテリー残量が99%までしか表示されない場合があります。 この場合、バッテリーの充電と放電を数回繰り返すことで、100%に戻ります。 バッテリー充電の表示が100%まで進む場合も99%までしか進まない場合も、2時間のバッテリー持続時間には影響しません。
Push 3の持ち運び
Pushを持ち運ぶ際、誤ってPushの電源ボタンが押されると、バッテリーの充電が消費されてしまう場合があります。 これを避けるため、できるだけ電源ボタンと接触しない保護ケースに入れた状態でPushを持ち運んでください。
飛行機で移動する場合は、機内持ち込み手荷物として持ち込むことをおすすめします。 機内持ち込みが不可能な場合、航空会社に連絡して、バッテリー付きの機器が受託手荷物として許可されていることを確認してください。