Push 3:設定方法(スタンドアロン)

最新のPush機能のアップデートについては、 こちらのページ をご覧ください。

macOSおよびWindowsで、Push 3(スタンドアロン)を使用する手順は以下の通りです。 スタンドアロンではないプロセッサー非搭載のPush 3のセットアップ方法については、 こちらの記事を参照してください。 Push 3の特徴と機能の詳細については、 こちらのページ をご覧ください。

Pushの電源をオンにする
初回起動時のガイダンスを完了する

ソフトウェアのアップデート
ライブをオーソライズする
スタンドアロンモードとコントロールモード

Pushをオーディオ インターフェイスとしてセットアップする
Pushのリセット方法

Pushの電源をオンにする

付属の電源アダプターをPushに接続した後、コンセントに接続してください。 背面の黄色いボタンを押して、Pushの電源をオンにします。

  • 内蔵バッテリーのみでPushを使用する前に、バッテリーを充電してください。
  • 内蔵バッテリーで使用する際は、[Setup]>[Status]でバッテリーの充電レベルを確認してください。
  • バッテリーレベルメーターを初期化するには、バッテリーを完全に充電してから、0%まで放電してください。 詳細については、 こちらのページ で確認することができます。

【注意】 Pushの電源をオフにするには、背面の黄色いボタンを数秒間長押ししてください。

初回起動時のガイダンスを完了する

Pushの初回起動時、画面に「Welcome to Push」と表示されます。 「Next」を押して続行します。 次の画面は、以下の機能のガイダンスが表示されます。

  • ヘッドフォンやスピーカーの接続と音量の調整
    (モニターを接続する場合、左のスピーカーをOutput 1に、右のスピーカーをOutput 2に接続します。)
  • 表現力豊かなパッド
  • ジョグホイールの機能
  • デモセットと、 さらに詳細な情報を確認できるページ へアクセスできるQRコード

ソフトウェアのアップデート

Pushの初回起動時には、次の手順に従って、デバイスのソフトウェアを最新のバージョンにアップデートしてください。

  1. Pushの左上にある[Setup]ボタンを押します。
  2. 設定画面から、下部ディスプレイボタンを使用して、[Wi-Fi]タブを選択します。
  3. 一番左の上部ディスプレイボタンを押して、Wi-Fiをオンにします。
  4. 一番左のエンコーダーでスクロールし、使用したいWi-Fiネットワークを見つけてください。その後、左から2番目の上部ディスプレイボタンを押して[Connect]を選択します。 Wi-FiPush3.png
  5. ジョグホイールとセッションDパッド(ジョグホイールの下の4つの矢印があるボタン)を使用してパスワードを入力し、[Done]を押します。 ジョグホイールを左に押すと、カーソルを1つ前に移動できます。
  6. Wi-Fiに接続したら、 画面下部の右下のボタンを押して、[Software]タブを選択します。 UpdatePush3.png
  7. 表示されるガイドに従い、最新のソフトウェアをインストールします。 PromptUpdatePush3.png

【注意】 問題が発生する場合、Wi-Fiおよびインターネット接続を再度確認してください。 Wi-Fiを使用せずにインターネットに接続するには、 こちらのページ を参照してください。

Liveをオーソライズする

Push(スタンドアロン)にはLive 11 Introが予めロードされており、オーソライズなしで箱から出してすぐにPushで音楽制作を開始できます。 Live 11 Intro、Standard、またはSuiteのライセンスを所有している場合は、Push上でLiveライセンスをオーソライズすることで、追加の機能、コンテンツおよびライセンスに含まれるすべてのPackを使用することができます。 オーソライズの手順は次の通りです。

  1. [Setup]>[Software]>[Authorize]の順にボタンを押します。 URL(http://push.local/authorize)がPushのディスプレイに表示されます。 複数のPushが同じネットワークに接続されている場合、URLには追加の番号が表示されます。 AuthorizePush3.png
  2. Push と同じWi-Fi ネットワークに接続されているコンピューターまたはスマートフォンのブラウザーに、URL全体(http:// を含む)を入力します。
  3. ブラウザーにプロンプトが表示されたら、Pushに表示される6桁のコードを入力します。
  4. コードを入力するとAbleton.comにリダイレクトされるので、ユーザーアカウントへログインしてください。 複数のLiveライセンスを所有している場合は、Pushでオーソライズするライセンスを選択してください。
  5. Live StandardまたはSuiteのライセンスをオーソライズする場合、オーソライズを完了するため、Pushの再起動が必要な場合があります。 Pushの電源をオフにするには、黄色の電源ボタンを数秒間長押ししてください。
  6. オーソライズが完了すると、アップデートされたLiveのライセンスとライセンスが登録されているユーザーアカウントが、[Setup]>[Software]タブに表示されます。 その後、ライセンスに含まれているすべてのLiveの機能と Pack にアクセスできるようになります。 Pack の詳細については、Pushマニュアル をご確認ください。

【注意】 別のLiveライセンスをオーソライズするには、もう一度上記の手順を行ってください。

スタンドアロンモードとコントロールモード

初回起動時、Push 3はスタンドアロンモードで起動するため、すぐに音楽制作を開始することができます。 その後、セットをコンピュータに転送したり、Pushをコントロールモードで使用して、Live側でさらに作業を行うことができます。 Pushとコンピュータ間のセットの転送やセットの引き継ぎについての詳細は、 Pushマニュアル を参照してください。

コントロールモードを使用するには

  1. コンピュータに最新バージョンのAbleton Liveをインストールします。既にインストールしてある場合は、最新バージョンにアップデートしてください。
  2. 付属のUSB-CケーブルでコンピュータにPushを接続します。 電源アダプタを接続すると、コンピューターに接続した状態でもPushを充電することができます。
  3. 背面の黄色のボタンを押して、Pushの電源をオンにします。
  4. Liveが起動していれば、PushをコンピューターのUSBポートに接続するだけで自動認識されます。 MIDIの環境設定を手動で設定する必要はありません。

スタンドアロンモードとコントロールモードの切り替え

[Setup]メニューから[Status]タブを選択すると、現在のモードが表示されます。 次に、上部ディスプレイボタンを使用してモードを切り替えます。

ControlLivePush3.png

Pushをオーディオインターフェイスとして設定する方法

  1. コンピューターに最新のAbleton Liveがインストールされていることを確認してください。 詳細は こちらのページ をご確認ください。 Windows ユーザー向けの注意: Push 3 ドライバーをインストールするには、Ableton アカウントから現在のバージョンの Live を手動でインストールしてください。 自動アップデートでLive 11.3.xがインストールされている場合、Push 3ドライバーがインストールされない可能性があります。
  2. Pushを接続し、Liveを開いた状態で、Liveの[環境設定]>[Audio] を開きます。
  3. オーディオ入力デバイスとオーディオ出力デバイスで、「Ableton Push 3 Audio」を選択します。
    PreferencesPush3Audio-Vert.png
  4. さらに詳しい情報およびトラブルシューティングについては、 こちらのページ を参照してください。

Pushのリセット

Pushのリセット方法については、 こちらのページ を参照してください。

Abletonでは、以下の学習リソースと詳細なヘルプが提供されています。: