NoteでBluetoothヘッドフォンを使用する際の音声の遅延

  • 対象となるLiveのバージョン: Live 11.2.5以降

  • 対象となるOS: すべて

Bluetoothヘッドフォンを使用している場合、インストゥルメントの演奏や曲の再生時に遅延が発生する場合があります。

この遅延はオーディオレイテンシーと呼ばれ、音声がヘッドフォンに到達してデコードされるまでに時間がかかることが原因で発生します。 Bluetoothコーデックのレイテンシーは有線ヘッドフォンよりも多く、概ね34~200ミリ秒の範囲で発生します。このため、操作からオーディオの発音までの間に顕著な遅れが発生する可能性があります。 有線ヘッドフォンの遅延は比較的少なく、平均5~10ミリ秒です。

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Bluetoothの遅延を回避するには、アダプターを使用して有線ヘッドフォンをデバイスに接続して下さい。

Bluetoothの遅延は、今後新しいBluetooth規格が登場することで改善される可能性がありますが、ハードウェアに物理的に組み込まれているBluetoothアダプターによっても制限を受けます。

予想されるより多くのレイテンシーが発生していると考えられる場合、デバイスの[設定]>[Bluetooth]から現在のヘッドフォンを削除して ペアリングを解除 した後、再度ペアリングを行って下さい。

Abletonでは、以下の学習リソースと詳細なヘルプが提供されています。: