Noteのファイルに関するトラブルシューティング
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対象となるLiveのバージョン:Live 11.2.5以降
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対象となるOS:すべて
まれにNoteのセットで次の問題が発生することがあります。 この問題を解決するには、後述のガイドラインを確認して下さい。
Live上の[クラウド]の内容がiOSデバイス上のものと一致しない
クラウド同期されたセット内に不明なファイルがある
元のNoteのセットがクラウドから削除されている
Noteで作成したセットをLiveで使用するときに、元のNoteのセットがクラウドから削除されていると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
クラウドからNoteのセットを削除した後にLiveでこのエラーメッセージが表示された場合は、次の手順に従ってください。
- Liveを終了します
- Noteのセットを端末内に保存しているiOSデバイスから、Noteのセットをクラウドに再度追加します。
- Liveを開き、ブラウザーの[クラウド]内にNoteのセットが再び表示されるまで待ちます。
- コンピューター内に保存したLiveセットを開き、不明なサンプルがないことを確認してください。
- [すべてを集めて保存]機能を使い、すべてのサンプルがLiveのプロジェクトフォルダ内に保存されていることを確かめます。
ユーザーライブラリーの場所が変更または削除されている
クラウドを使ってコンピューターと同期すると、Noteのセットに含まれるオーディオサンプルはLiveのユーザーライブラリ内に保存されます。 ただし、ユーザーライブラリが外部ストレージにある場合、そのストレージが取り外された状態でクラウドからNoteのセットを開くと、不明なメディアファイルのエラーが発生する場合があります。 これを解決するには、Liveを終了し、ユーザーライブラリに指定している外部ストレージを接続して、再度Liveを開いてください。
Noteで作成したセットに不明なファイルが発生しないよう、Noteでセットの保存/同期/転送する場合は次のガイドラインにしたがってください。
より詳しい情報については、こちらの記事もあわせてご確認ください。
転送したNoteのセットを開けない
macOSの問題により、[共有…]メニューからNoteのセットを同じフォルダに複数回転送する(Air Drop/メッセンジャーなど)と、最後に転送したセットがLiveで開けなくなります。 この場合、2通りの方法があります。
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コピーを表す番号がファイル拡張子の後ろに追加されます。
これを解決するには、問題を起こしているファイルに追加された番号を削除するか、コンピューター内の別の場所にファイルを転送してください。
- セットの名前が番号で終わっている場合、この数字がひとつずつ増えてファイルの拡張子が削除されます。
これを解決するには、問題を起こしているファイルのファイル名の最後に拡張子”.ablbundle”を追加するか、コンピューターの別の場所にファイルを転送してください。
Live上の[クラウド]の内容がiOSデバイス上のものと一致しない
ファイルサイズやインターネット回線の速度によっては、クラウド経由でNoteのセットの同期に時間がかかる場合があります。 ファイルがクラウドにアップロードされると、同期先のデバイスではまだダウンロード中であっても、Noteでは同期が完了したと表示されることがあります。 このトピックの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
Liveが起動していないときにNoteでクラウドからセットを削除した場合、Liveを再び開くと、ブラウザーの[クラウド]に削除されたNoteのセットが一時的に表示されている場合があります。
【注意】:すべてのiOSでクラウドを無効にしても、Liveと同期済みのセットはLiveのブラウザーからは削除されません。 クラウドからデータが削除されるのは、AbletonアカウントでAbleton Cloudを無効化したときだけです。 詳しくはこちらの記事を参照してください。