Noteでサンプルを使用する
Noteでサンプルを使用する方法には主に2つの方法があります。 1つ目はNoteのDrum RackやMelodic Samplerのデバイスに直接音声を録音する方法です。
サンプルを録音する
Noteでリサンプリングする
Noteにサンプルをインポートする
サンプルの読み込み/保存/交換
サンプルの保存場所
サンプルを録音する
サンプルは、Drum RackまたはSamplerが読み込まれたNoteのトラックに追加することができます。 Noteにサンプルを直接録音する方法はこちらです:
- Noteのセットで、トラック上部にあるトラックヘッダーアイコンをタップします。
- メニューバー上部に表示されている現在のプリセット名をタップして、[プリセット]をタップすると、利用可能なすべてのインストゥルメントのカテゴリーが表示されます。Drum RackまたはSamplerを選択して[完了]をタップします。
- Drum Rackではサンプルを録音したいパッドをタップして、次に[サンプルを録音]をタップすると録音が開始されます。 Samplerでは[サンプルを録音]をタップするだけで録音を開始します。
- プロンプトが表示された場合は、iOSの設定で、デバイスのマイクを有効にしてください。
- 波形表示ウインドウの右上に、赤く小さな四角形の録音インジケーターが表示されます。 録音を停止するときはこの赤い四角形をタップしてください。
Noteでリサンプリングする
サンプルの録音に加えて、Noteのオーディオ出力をリサンプルすることもできます。
- セット内の他のクリップを再生している状態で、空のサンプラーまたはドラムラックを開きます。
- Drum RackのパッドまたはSamplerデバイスのサンプル ビューで マイク アイコンを長押しして、 リサンプル出力(Resample Output) 録音オプションにアクセスします。
- サンプル録音(Record Sample) を押して、Noteの出力を録音します。 録音中の音声の波形を確認しながら、希望する録音音量を設定できます。
- 赤い四角をタップすると録音が停止し、オーディオ ファイルがDrum RackデバイスまたはSamplerデバイスに追加されます。
Noteにサンプルをインポートする
Noteにサンプルをインポートするには、他の機器からAirDropを使ってファイルを読み込むか、他のアプリから[共有]機能を使用します。 現在NoteにはWAV/AIFF/M4A/MP3のファイルをインポートすることができます。 M4A/MP3はインポート時にWAVに変換されます。
サンプルはDrum RackやSamplerのインストゥルメントが読み込まれているトラックに追加できます。 サンプルを空のDrum Rackのパッドに追加するには、まずトラックにDrum Rackを追加してから、読み込むパッドを選択して[サンプルを読み込む]をタップしてください。
サンプルをAirDropで送り、Noteに読み込むには次の手順を実行します。
- 送信元の機器でAirDropを開き、オーディオファイルをドラッグ&ドロップします。
- ファイル"(送信するファイル名称)"を共有するか尋ねられたら、[受け入れる]を押します。
- ファイル転送先のiOSデバイスで開くアプリを選択するよう求められたら、[Ableton Note]を選択します。
- Noteが開いたら[はい]を選択するとサンプルがインポートされます。
注意: 一部のファイル共有サービスでは、オーディオ ファイルがサポートされていない形式に自動的に変換される場合があります。 さらに、特定のプラットフォームでは、MP3 ファイルが誤って WAV として表示される場合があります。 特定のオーディオ ファイルを Note で開けない場合は、そのファイルがサポートされている種類であるかどうかを確認してください。
サンプルの読み込み/保存/交換
Note の Drum Rack または Melodic Sampler には、いくつかのソースからサンプルを読み込むことができます。
- Core Library
- 以前に録音してNoteに保存したサンプル
- 別のアプリからのオーディオファイル
- 現在のNoteセットに録音されたサンプル
サンプルをロードするには、Drum Rack または Sampler (メロディック サンプラー) を選択して [完了] をタップします。
-
- Sampler で、 [ 読み込む ] をタップしてブラウザーにアクセスし、 目的のサンプルが含まれるフォルダーに移動します。
- Drum Rack で目的のパッドを選択し、 [ 読み込む ] をタップしてブラウザーにアクセスし、 関連するフォルダーに移動します。
パッドに割り当てられたサンプルの交換は次の方法で行います。この方法はCore Library”に収録されているサンプルや、Noteで録音/保存したもの、他のアプリからインポートしたり現在のセットで録音したもので共通です。
- 交換したいパッドを選択して、サンプルの波形をタップ > [サンプルを交換]をタップします。
-
目的のフォルダに移動します:
- All Samples > Imported
- All Samples > Recordings
- All Samples > Core Library
- 交換するサンプルを選択します。
Noteのセットで録音された音声はフォルダに保存され、そのセットから開くことができます。 同じセット内で録音したサンプルを開く方法は次のとおりです:
- 読み込みたいパッドを選択したら、波形をタップ > [サンプルの交換]をタップします。
- メニューバー上部の左矢印をタップして[All Samples]> [現在のセット]> [Recordings]を開き、目的のサンプルを選択します。
サンプルを他のセットからも開けるようにするには、最初に次の手順を実行してください。
- 波形をタップして[サンプルを保存]を選択します。
- サンプルの名前を入力したら[OK]をタップします。
サンプルの保存場所
サンプルはお使いのiOSデバイスの”ファイル”アプリ内にある次のフォルダに保存されます。
- ファイル > このiPhone内/このiPad内 > Ableton Note > User Samples > Imported
- ファイル > このiPhone内/このiPad内 > Ableton Note > User Samples > Recordings
Note では、オーディオ ファイルを交換または読み込むときにサンプルの場所が表示されます。
インポートされたサンプル:
ライブラリ → ユーザーライブラリ → Imported
現在のNoteセットに録音された未保存のサンプル
:
ライブラリ → 現在のセット → Recordings
Noteの
Drum Rack
で
録音/保存されたサンプル
:
ライブラリ → ユーザーライブラリ → Recordings → Drum Sampler
NoteのSamplerで
録音/保存されたサンプル
:
ライブラリ → ユーザー ライブラリ → Recordings → Melodic Sampler