MIDIノートとベロシティの偶然性に関するよくあるご質問
- 対象となるLiveのバージョン:Live 11
- 対象となるOS:すべて
Live 11では、どんな方法で偶然性を設定することができますか?
ノート発音率(MIDIノートの発音確率)をパーセントで設定することができます。 値を50%に設定すれば、50%の確率でMIDIノートが発音します。
- クリップビューでタブ[♫]を開きます。
- ノート発音率のエディタを表示するボタン[●··]をクリックします。
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MIDIノートを選択し、マーカーを上下にドラッグして値を変更します。
ベロシティ変化率(MIDIノートのベロシティを不規則に変化させる範囲)を設定することができます。
- クリップビューでタブ[♫]を開きます。
- ノート発音率のエディタを表示するボタン[●―]をクリックします。
- MIDIノートを選択し、マーカーを上下にドラッグすると、ベロシティが変わります。
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[Cmd]キー(Mac)/ [Ctrl]キー(Windows)を押したままマーカーをドラッグすると、ベロシティを不規則に変化させる範囲が変わります。
MIDIノートの発音とベロシティに偶然性を設定する場所は、どうすれば表示されますか?
それぞれに対応したアイコンをクリックします。
偶然性を設定するといいのはどんなときですか?
現在のフレーズと微妙に異なるバリエーションを作成したり、現在のフレーズを完全にランダマイズさせたりするなど、さまざまな用途で偶然性を設定することができます。 次は用途例の一部です。
- MIDIノートに予測不可能な要素を加える。
- MIDIクリップにフィルインやバリエーションを加える。
- 同じMIDIノートを再生して異なるパターンのMIDIクリップを作成し、新しいメロディーのアイデアを生み出す。
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MIDIノートのパターンに自然な“生っぽい”印象を加える。
ノート発音率のマーカーを50%に設定したのに、MIDIノートがひとつおきに発音するようにならない。
偶然性を設定する機能は不規則性をもとに考案されているため、50%に設定すると、ノートの発音確率が50%になります。MIDIノートが2回に1回“必ず”発音するわけではありません。
タイムライン上の同じ場所にある複数のMIDIノートを選択して、そのすべてに同じノート発音率を設定した場合、発音するときはすべてのMIDIノートが発音しますか?
いいえ。ノート発音率はMIDIノートごとに計算されます。
オーディオクリップにも偶然性を設定することはできますか?
オーディオクリップに偶然性を設定することはできません。
エディタのレーンを広げることはできますか?
はい。 レーンの上端をドラッグすると、レーンの高さが変わります。