オーソライズに関する問題のトラブルシューティング
概要
Liveをオンラインでオーソライズすると、問題が発生することがあります。 とくによく発生する問題は、次のとおりです。
- Live 10のオーソライズで起こる問題(Windows)
- Liveのオーソライズが行われない/タイムアウトする
- エラーメッセージ「ライセンスがLiveインストールと一致しません」が表示される
- Google Chromeの使用時に起こるオーソライズの問題
- シリアルナンバーが違うメールアドレスに登録されている
- ハードウェアコードに問題がある
- Liveを起動するたびにオーソライズを求められる(Mac)
トラブルシューティング
Windows版のLive 10のオーソライズに関する問題とトラブルシューティングをこちらにまとめています。
- お使いのウェブブラウザーのキャッシュを空にしてください。一般的なウェブブラウザーの操作方法については、こちらのガイドを確認してください。
- 違うウェブブラウザーでオーソライズを行ってください。Firefoxの使用を推奨しています。
- オーソライズ中は、アンチウィルスソフトやファイアウォールをすべて一時的に無効にしてください。 お使いのアンチウィルスソフトの設定で、Liveを“例外”のアプリケーションとして加えることもできます。これにより、お使いのコンピュータにとって無害のプログラムとして扱われます。
- 管理者としてLiveを実行してください(Windows)。
エラーメッセージ「ライセンスがLiveインストールと一致しません」が表示される
- Liveのインストーラーが正しいバージョンであることを確認してください。
- Abletonのアカウントから最新のインストーラーをダウンロードしてください。CDディスクで販売していたLiveのインストーラーは、現在、旧バージョンになっています。
- 無償体験版からSuiteへアップグレードするときなどは、まず、無償体験版をアンインストールしてから、Suiteのインストーラーをダウンロードしてください。無償体験版は有償版とはインストールが別になるためです。
Google Chromeの使用時に起こるオーソライズの問題
- 別のウェブブラウザー(Firefoxなど)でオーソライズを行ってください。
- オフラインでオーソライズを行ってください。
Google Chromeのアップデートにより、一部のユーザーにオーソライズの問題が発生することがわかっています。現在のGoogle Chromeでは、オーソライズ処理に必要な外部プロトコルハンドラがブロックされ、一部のOSで正しく機能しません。
- ログインしているメールアドレスを、Abletonのアカウントページの[個人情報]で確認してください。
Liveの各ライセンスはひとりのユーザーを対象にしているため、シリアルナンバーはひとつのメールアドレスにしか登録できません。 Abletonのアカウントにログインしたメールアドレスが、お使いのLiveのシリアルナンバーを登録したメールアドレスと異なる場合は、オーソライズが行えません。
- Liveで[環境設定]>[Licenses Maintenance]>[オフラインでオーソライズ]の順に移動して、オフラインのオーソライズで表示されるダイアログウィンドウのハードウェアコードを確認してください。
ハードウェアコードはお使いのコンピュータによって生成される番号で、Liveのシリアルナンバーとは異なります。 オフラインでオーソライズを行うときは、ハードウェアコードをAbletonのアカウントページで入力して必要なファイルをダウンロードすることになります。
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Liveを起動するたびにオーソライズのダイアログウィンドウが表示される場合は、ふたつの原因が考えられます。
- macOS 10.13 “High Sierra”にアップグレードしていて、Macアドレスが自動的に一定しないため。
- Liveのファイル“Unlock.cfg”をローカルライブラリにコピーして、1台のMacの全ユーザーを対象にLiveの前バージョンがオーソライズされているため(複数のユーザーがコンピュータを使用する環境でのみ必要)。
Liveを起動するたびにオーソライズを求められる場合、こちらの手順にしたがって問題を解決してください。
追加情報
引き続きオンラインでのオーソライズがうまく完了しない場合は、オフラインでオーソライズを行えます。 Liveで[環境設定]>[Licenses Maintenance]>[オフラインでオーソライズ]の順に移動して、表示される指示にしたがってオーソライズを行ってください。