エラーメッセージ「メディアファイルが不明です」が表示される

  • 対象となるLiveのバージョン:Live 6 ~ 10
  • 対象となるOS:すべて

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「メディアファイルが不明です」というエラーメッセージが表示される理由として、次のものがとくに一般的です。

  1. サンプルをまとめずに、Liveのプロジェクトを別のコンピュータに転送した。
  2. メディアファイルが削除または移動されている。
  3. クラウドサービスにメディアファイルをバックアップして、コンピュータ自体には保存していない。
  4. メディアファイルを保存している外付けのハードディスクがコンピュータに接続されていない、もしくは名前が変更されている。
  5. [すべてを集めて保存]を使ってサンプルが集められているものの、保存場所の完全なアクセス権がLiveに与えられていない(macOS Catalina)。
  6. [すべてを集めて保存]機能を使ってサンプルをまとめたが、Liveのプロジェクトが別のプロジェクトのフォルダやユーザーライブラリに保存されている。
  7. Liveのバージョン間でCore Libraryの中身が異なる。

1. サンプルをまとめずに、Liveのプロジェクトを別のコンピュータに転送した。

各Liveセットでは、使用中のメディアファイルの場所が参照データとして保存されます。 使用中のメディアファイル自体をLiveのプロジェクトのフォルダへ保存するには、メニュー[ファイル]で[すべてを集めて保存]を選択します。 別のコンピュータやユーザーにプロジェクトを転送する方法の全容については、こちらのページで確認することができます。

2. メディアファイルが削除または移動されている。

メディアファイルを移動した場合、ファイルマネージャを使ってメディアファイルの場所を指定しなおすことができます。 行方のわからないメディアファイルを見つけて、その場所を指定しなおす方法については、こちらのページを確認してください。

メディアファイルが誤って削除されている場合、ごみ箱の中に残っているか確認してください。

3. クラウドサービスにメディアファイルをバックアップして、コンピュータ自体には保存していない。

クラウドサービスのバックアップを利用すると、コンピュータ内のファイルが削除され、クラウド上にだけ保存される場合があります。

iCloudのストレージを最適化:iCloud Drive内の“ストレージを最適化” 機能では、ストレージの空き容量が少なくなると、“デスクトップ”と“書類”のフォルダに入っているファイルが古いものから削除されます。いずれかのフォルダに、Liveの関連ファイルやメディアファイルが保存されている場合、同様に削除されます。 Liveの関連ファイルやメディアファイルが削除された場合、そのファイルの場所をLiveは見つけられなくなります。

いくつかの回避方法があります。

  1. 削除されたファイルをiCloud Driveから再ダウンロードして、“ストレージを最適化”機能を無効にする。
  2. 削除されたファイルをiCloud Driveから再ダウンロードして、フォルダ“ミュージック”に移す。もしくは、“デスクトップ”や“書類”以外のフォルダへ移す。
  3. 削除されたファイルをiCloud Driveから再ダウンロードして、iCloud Driveで“デスクトップ”と“書類”のフォルダを無効にする

OneDriveのファイルオンデマンド:OneDriveファイルオンデマンド機能を使うと、ファイルの参照データがお使いのコンピュータ上に保存され、実際のファイルはOneDrive上に保存されます。 Liveがメディアファイルを見つけられるようにするには、そのメディアファイルがお使いのコンピュータ上に保存されている必要があります。 [このデバイス上で常に保持する]を必ず有効にして、お使いコンピュータ上へ常にメディアファイルが保存されるようにしてください。

クラウドストレージの最適な使い方については、こちらのページで詳細を確認することができます。

4. メディアファイルを保存している外付けのハードディスクがコンピュータに接続されていない、もしくは名前が変更されている。

外付けハードディスクを接続して電源を入れると、行方のわからないファイルが表示されることがあります。

ファイル名が変更されている場合や、ファイルを外付けハードディスクへ移動した場合は、こちらのページの手順にそってそのファイルの場所を指定しなおしてください。

5. [すべてを集めて保存]を使ってサンプルが集められているものの、保存場所の完全なアクセス権がLiveに与えられていない(macOS Catalina)。

Catalinaでは、コンピュータ上のほとんどの場所でLiveがアクセス権を求められます。 ウィンドウが表示され、アクセス権を求められることがあります。アクセス権をLiveに与えていない場合、Macのシステム環境設定でアクセス権を設定することができます。“セキュリティとプライバシー”を開き、タブ[プライバシー]をクリックしてください。

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システム環境設定の設定を変更するには、画面左下にある錠のアイコンをクリックしてロックを解除し、パスワードを入力する必要があります。パスワードを入力後は、ボタン[+]を使って、Liveを許可されたアプリとして設定できるようになります。 ふたたびロックするのを忘れないようにしてください。アクセス権の変更を反映するには、Liveを再起動する必要があります。

6. [すべてを集めて保存]機能を使ってサンプルをまとめたが、Liveのプロジェクトが別のプロジェクトのフォルダやユーザーライブラリに保存されている。

既存のフォルダ内に“Ableton Project Info”という名前の下層フォルダが含まれている場合、Liveでは、既存のフォルダがプロジェクトフォルダとして扱われます。そのため、新たにプロジェクトフォルダが作成されず、既存のフォルダ内にLiveセットが作成されます。 同様に、フォルダ“User Library”内にも下層フォルダ“Ableton Project Info”が含まれます。

  • Liveのメニュー[ファイル]で[Liveセットを別名で保存]を選び、既存のプロジェクトフォルダやフォルダ“User Library”以外の場所へLiveセットを保存します。 これにより、そのLiveセット用に新しいプロジェクトフォルダが作成されます。
  • Liveのメニュー[ファイル]で[すべてを集めて保存]を選んで、Liveセット内で使用中のメディアファイルを新しいプロジェクトファイルへ複製する。

7. Liveのバージョン間でCore Libraryの中身が異なる。

コアライブラリの収録内容は、Liveのエディションによって異なります(LiteとIntroのコアライブラリの収録内容は、StandardとSuiteの収録内容と異なります)。同様に、Liveのバージョンが異なると、コアライブラリの収録内容が異なります。 そのため、以前のバージョンのLiveをアップグレードしてアンインストールした場合、それ以前に作成したプロジェクトで、ファイルの行方がわからなくなることがあります。 行方のわからないファイルを復旧する方法については、こちらのページを確認してください。

参考記事

不明なメディアファイルを検索/修復する方法